クソガキを殺さないで生きる。
古本Xが思い出させてくれたこと。
こんにちは、こんばんは。
くりたまきです。
このあいだ、渋谷PARCOにある『ほぼ日曜日』へ行ってきました。『本屋さん、あつまる。』というイベントが楽しそうだったのです。
そこで、古本Xを300円で購入しました。
古本Xって? こんなものらしいです。
ほぼ日の学校名物商品。
ほぼ日と各乗組員のプライベートな本棚から、
「読んで良かったから誰かに読んでほしい」
と思う、それぞれのおすすめ本をあつめて
包装して中身が見えないまま、短い説明文つきで販売します。
わたしは右手から二番目にある「開運」と書かれたXを買いました。そしたら出てきたのが、こちら。
しいたけ.さんの本でした。これまでの他の本は持っているのにこれだけ買っていなかったので、ラッキーです。運がいい。
6月6日生まれ、双子座のわたし。いま読めて、すごくよかった。きっとどの星座の人もそう思うんだろうな。
しいたけ.さんの占いは2014年くらいから、ずっと見てきたのですが、双子座に対して一貫して書かれていることがあります。
それは、ざっくり言うとこういう内容です。
心のなかのクソガキ性を殺さず、
「バーカバーカ」って言っていこ。
これです。双子座は、ちょっと場の空気を読んで「いい人」になれちゃうけど、それだけだと息苦しくなってくる性分なのだそうです。
これは本当にそうだなあと思っていて、ときどき「わたし、全然いい人じゃないのに、心のなかのクソガキが出てこれなくなってる……!」とハッとします。そうすると、もう精神的には黄色信号です。
クソガキは、わたしにとってすこやかさの証でもあります。
心が揺れるとき、
直感を信じられないとき。
「ふーんだ! 知るかバーカ!
おれ、やっちゃうもんね!」
なんてちょっと強気になれるのは、クソガキのおかげです。わたしは弱気なときにクソガキを召喚できるように、一人称を「おれ」にしてスイッチを切り替えています。
そんなふざけた凶暴なのを心に住まわせておいて、大丈夫なの? と思われるかもしれないけれど、とても大切な存在なのです。
風通しをよくして、推進力を高めてくれるクソガキ。
何人もいるわたしのなかのわたし、ちょっと扱いにくいクソガキも含めて大事にしてあげよう、としいたけ.さんの本を読んであらためて思いました。
心に存在するのにも関わらず「苛烈だから」「醜いから」と存在を無視すると、心は鈍り、本心さえわからなくなってしまう。
まずはどんなじぶんも受け止めて、ちゃんと生かせたら。そうしたら生きやすいんだよなあ、わかってるんだけど、すり抜けちゃうんだよなあ。なんども思い出させてくれる、しいたけ.さんに感謝です。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。