英語初心者でも大丈夫!DeepLで英文を作成するコツ!
こんにちは😊いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は英語に自信がないけど必要に迫られて英語でのメールやチャットでのコミュニケーションを取らなければならなくなった、という方向けの(なんともニッチな…)DeepL翻訳のコツをご紹介したいと思います。
これは実際に私が今いる外資企業で意識している内容です。この方法でいつも英語でのメールを作成しています。ボスから「英語でのメールは涼月さんが上手だから涼月さんに教えてもらいなさい!」と言ってもらえるので、必要最低限の英語でのコミュニケーションは取れているようです。
これらのコツを意識するだけで、翻訳の精度が上がりますので、ぜひ最後までご覧ください!
文章は短く!
翻訳するための日本語文章は短くシンプルにしましょう。
例えば以下の例文をDeepLで翻訳してみましょう。
【例文】
今日、先日出した見積もりについてXXX株式会社から承認の連絡をもらったので、これからYYY株式会社に外注依頼を行います。
【DeepLが翻訳した英文】
Today, I received an approval from XXX Corporation for the quote I submitted the other day, and I will now submit a subcontracting request to YYY Corporation.
日本語でもちょっと長いな~と感じるかと思います。
こちらをよく見てみると、1つの文章に「I(私)」が3回も登場しているんですね。日本語でも1つの文章の中に「私」という主語が3回も出てきたら、ちょっとしつこいな…と私は感じてしまいます。
この文章を短く書き換えてみましょう。
【例文】
今日、先日出した見積もりについてXXX株式会社から承認の連絡をもらったので、これからYYY株式会社に外注依頼を行います。
【書き換え後】
今日、XXX会社から、先日出した見積もりについて承認の連絡がありました。これからYYY株式会社に外注依頼を行います。
先ほどの文章よりも読みやすい日本語になりましたね。それではこちらをDeepLで翻訳してみます。
【DeepLが翻訳した英文】
Today I received a call from XXX company for approval on the quote I just submitted.
I will now submit a subcontracting request to YYY Corporation.
日本語だとつい「~~なので●●…」と文章を続けてしまいますが、短い文章に区切ることでDeepLの翻訳の精度が上がります。
主語、目的語をしっかり明記する!
これも、とても大事なポイントです。
日本語って主語がなかったり目的語を省略しても伝わってしまうことが多いと思いますが、その感覚のまま翻訳をかけると、ちょっとおかしな感じになります。
たとえば、以下の例文とその翻訳をご覧ください。
【例文】
請求書を作成したので、確認して問題がなければ送ってください。
【DeepLが翻訳した英文】
I have prepared the invoice, please check it and send it to me if there are no problems.
この文章のシチュエーションを考えてみます。
あなたは営業アシスタントで、上司から請求書の作成を依頼されました。
そして請求書を作成したあなたは、上司に完成した請求書をメールで送ることにしました。
その際、メールで以下の通り伝えました。
「請求書を作成したので、確認して問題がなければ送ってください」
日本語ならなんとなく伝わりますよね?
でも、翻訳アプリはそうはいかないのです。
このように補足してみましょう。
「私は請求書を作成したので、あなたが確認して問題がなければクライアントに送ってください」
日本語の状態でも「誰が何をして、誰に何をどうしてほしいのか」が明確に伝わる文章になったと思いませんか?
それでは、こちらを実際にDeepLで翻訳してみます。
【例文】
私は請求書を作成したので、あなたが確認して問題がなければクライアントに送ってください。
【DeepLが翻訳した英文】
I have prepared the invoice and you can review it and send it to the client if there are no problems.
先ほどの文章に比べて誰になにをしてほしいのか明確に伝わる文章になりました。
すでにお分かりになったかと思いますが、DeepLは主語や目的語がはっきりしていない場合、すべて「I」や「me」にします。
私は経理なので、(会社の)口座にお金が振り込まれていたと伝えることがよくあるのですが、その時も「我々の」と書かないとmy bank accountとなります。会社の口座であって私の口座ではいのに…。
中学時代に習った人称代名詞(I - my - me - mineとかのアレ)を意識して日本語の文章を作成するだけで、本来自分が伝えたかった文章に近づけることができます。
「代案」を活用する!
DeepLには代案を提示してくれる機能があります。
この機能を使うことで、自分が作った日本語の文章のイメージにより近い英語の文章を作成することができます。
【例文】
期日を延期していただけますか?
【DeepLが翻訳した英文】
Can you postpone the due date?
これで問題なくない?と思った方…少なくないと思います。しかし、実はこの「Can you~?」というフレーズは我々が義務教育で習ったニュアンスとネイティブの受け取り方ではどうやら違うようなのです。
詳しくはこちらのサイトをご覧いただければわかるかと思います。
「Can you~?」は、場合によっては聞き手をイラっとさせるフレーズらしいのです。
しかし、DeepLはこれを第一候補に掲げてきます。
「Can you~?」じゃないんだよな~と思ったら、DeepLが作った文章の「Can」の部分をクリックしてみましょう。
Canのほかにもたくさん候補が出てきます。
私はいつも「Would you please」を使います。
Pleaseだけでも失礼に当たるらしいので、丁寧なWould you pleaseを使用することを強くお勧めします!
DeepLの代案で「Would you please」をクリックすると、文章が書き換えられます。
【DeepLで作った文章】
Would you please postpone the due date?
いい感じなのではないでしょうか。
このように、DeepLの代案を活用することでDeepLでの英語の文章の精度がより上がります。
最後に
今回、毎日フルタイムでDeepL翻訳を使っている私が意識する3つのコツをお伝えしてみました。
文章は短く!
主語、目的語をしっかり明記する!
「代案」を活用する!
この3点を意識するだけで英語の文章は確実に良くなりますので、ぜひ参考にしてみてください!
さらにより良い文章を目指すのであれば、中学レベルの英語を再度復習してみたり、実はネイティブからよく思われない英語表現を知ることをお勧めします😊
私自身も英語はまだまだ未熟です。しかし、それでも英語を使用してコミュニケーションを取らなければいけない中で、ベストを尽くすために日々工夫をしています。
ゆくゆくはDeepL翻訳に頼らずともスムーズに英語でやり取りできるようになれたらいいな~と思っています🌷
最後までご覧いただきありがとうございました!