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底からのはじめまして

私は落伍者である。

こんな事をいきなり書かれてもとても困ると思う(読む人が居るかなどは遠くの方にポイッと放り投げておくとして)が事実なので、はじめましてはから挨拶するべきではないかと思った次第である。福岡で産まれ落ち大阪で幼少期を過ごし福岡に戻されるというブーメランのようなよく分からない出生である。なぜか。全ては父親のせいである。人のせいにするのは良くない事だと分かるんだが、こればかりは事実なのでしょうがない。ギャンブルという魔物に取り憑かれ家族を見限ったのだからそれはそれは本当にしょうがないのである。

今の私は病人でほぼ不治である。

これも困らせてしまう事だと思う。でも事実だからしょうがない。しょうがないったらしょうがないのである。気にしては損だ。年単位で治療を続けているが治りはしない。兆しも見えない。内容はある程度伏せるが精神と骨格の病気だ。罹ってしまった時には時すでに遅く、判明した時にも時すでにという状態であった。精神の方は複数の要素が絡み付いてる状態の様子らしいが、現在住んでいる場所が田舎であり医療を選べない。残念である。骨格の方は血の気が引く大手術が必要になってくるもので、内容を医師に聞きネットでも調べ改めて血の気が引き手に力が入らなくなったのだった。悲しい事だ。

それでも私は死ぬ事を許されてはいない。だから生きている。

どうにもならない状況でそれでも何かできないか、何かを遺せないか、伝えられないか、知ってもらえないか……そんな考えからこうやってnoteに参加したのである。人生の底から毎日皆さんを見上げながら日々を生きる私の事を少しでも知って貰えると幸いである。そこに有意義なモノが生まれることを願う。

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