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男塾名物より熱そうな炎上騒動
※有料ですが全部読めます
銭湯絵師の話。
銭湯絵師見習いの若い女性がパクり&その他どす黒い話わんさかのアレ。
私は「見本を見ながら描いてる!」ってところにはあまり異論はありません。
だって『三保の松原』とかお手本見たほうが素早く描けるんじゃないですか?
結局普通のイラストや看板絵などと違うのは『短い時間でペンキの乾かないうちに描きあげる』ってことでしょう?
ただ本人は
「人物は人間観察などをしているオリジナル」
って言っているのですでに矛盾が産まれてしまうのですが。
あと今回関わっている人間で『100%の被害者』は猫将軍さんだけではないでしょうか?
でもその人もスポンサー筋が動くということで沈黙。
あのパクられた虎の絵がそもそもラジオの企画で描いたそうなので広告代理店とか入っている都合でしょう。
で、銭湯アイドル的な人が
「弟子を取り消された」
と言ってますがこの人も100%白と言えない。言いきれるほど材料がありません。
間違いなくまっ黒はこのモデルと芸大大学院と銭湯絵師見習いのご当人、
そしてそれを持ち上げている銭湯研究家、
まとわりついている『大人』
銭湯は衰退している文化です。
数の減少ももちろんですが、古い建物や装置の維持が続かず、新しく立て直しをして昔ながらの雰囲気が消えていっているわけです。
今回の騒動で無関係(でもどうしても話題に出てしまう)なのは中島さんという銭湯絵師と弟子でキャリアも十分な田中さん。
で、なぜか銭湯研究家はそっちは相手にしないで丸山さんという人をワッショイして、銭湯アイドルを追い出させ炎上当事者を弟子にさせた。
この丸山さんという人も銭湯絵師で一番年上ってだけでちょいとニオイしますね、なんとなく。
本人の父が医者、銭湯評論家は警察OBで繋がりがある・・・・のも真実はわかりません。ゴシップ誌の記者ではないのでわからないことはわからないとしか書きませんし。
ただね、いわゆる『代理店』とか『事務所』とかそういうのがもちろん絡んでいるんだと思うんです。
で、整理しておかないといけないのは
①モデルとして売り出したかったのか?
②それともモデルに箔をつけたかったのか?
③なんでもいいから金儲けのタネとしたかったのか?
このどれか、もしくは全部が理由でさらに
①本人が望んだのか?
②本人以外が望んだが受け入れたのか?
③本人は乗り気ではなかったのか?
も絡めて考えなければいけません。
・・・が!!!!!!
それでもダメなんですよ。
正直銭湯を保護したいの?って今回の騒動と登場人物に疑問符がつくのです。
いわゆる、こういう『何かを世間に仕掛ける人、会社』がやってきた結果が『古い物が無くなっていく』現状ですよね?
なので昭和レトロとかにはわたし凄く疑問があって
『自分達の過去の汚いところや治安の悪かったところを無視した懐古主義』、『古くて消えていく希少価値に群がっているので数を増やすことにはあまり寄与してない』ことを感じています。
で、「古いモンをバンバン捨てろ!新しいモノを買うんだ!( ;゚皿゚)ノシΣバンバン!!」て大声上げてた人間が突然こういう古い物に手を出したってことは
『そこに価値がある』ってだけで
『文化を残そう』なんてこれっぽちも思っていないような気がするんです。
むせかえる金の臭いがします。
少なくなっている銭湯、そして数少ない銭湯絵師。
そこに
「モデルをやっている若い女性を放り込んでやれば、アイドルを追いかけるようなミーハー層・銭湯好き・レトロ好き・高齢者全部巻きこめるぞ!」
って企画出したのかもしれません。ひょっとしたら本人が。
でも銭湯を経営している人や銭湯を愛している人が最終的に絞られることになります。
ちょうど自動車業界がそうなのですよ。
新車の国内販売台数は減少しています。
今活気があるのは『旧車』です。
わたしが所有しているFC3Sなんて初めて手に入れた車体は12万。
その後も4万、2万、15万。最後に買った今持っている車体が一番高額でエンジンOH必須状態で30万。
その当時でも車検付きの車体は100万ちょいあれば買えた。
ところが今や200万以下は買った後にエンジンどうなるかわからんみたいなヨレヨレ、OH済、レストア済みだと300万400万。
もう部品が無いので純正部品にこだわると維持が不可能です。
それでもこんだけします。
箱スカや30Zなんかは1000万単位です。
でもこれが『古い車を残さねば!』って真剣にやってる人は少なくて
『金持ちのジジイが思い出の車乗るから需要がある』ってやってるところが多いです。
乗り手も
『希少な車を元に戻せないくらいイジるぜ!HAHAHA!』とか
『別に俺が乗りつぶすから関係なくね?』とか
そんな感じで
『貴重な1台を所有した責任感』みたいなのを抱いている人は一握りです。
これこのまま続くと車体どんどん食いつぶして最後は
『博物館級しか残っていません!残念絶滅~(´∀`)』となることでしょう。
これと同じ雰囲気を感じます。
なので関わっているデカい会社にも悪意というより『無知』でやらかした、
本人に至ってはもう文化とかそういうのを口にしても先行きまで考えて一挙手一投足動かしていないでしょう。ただでさえ24歳、しかも学歴はロンダリングですし。
だって銭湯を評論したって毎日入りに来るわけじゃないじゃないですか?
銭湯巡りだって毎日やれません。
銭湯好きだからって風呂無しアパートに住んでいるわけじゃないでしょう?
本当は『日常』を大切にして残していくのが筋なのに
『消えゆく日常』をありがたがっているだけでそれは
『本当に消えた時』霧散するだけでしょう。
保存して伝承するなら今金を投入するしかないっていうのに。
ただ日本人は昔からのモノをありがたがる時とありがたがらない時の使い分けをする民族です。
大陸的なら
「焼野原だ」「埋めてしまえ」
でいいんです。だいたい石やレンガなので残っちゃうから。
日本的には
「地震で崩れる」
ので木造で壊れても復興しやすいようにって考えです。勝手に『流れ橋思考』と呼んでいますが。
でも復興しないモノもその時その時で選択していく。
新しいモノを作るのも木造なので簡単にできるから。
それが明治以降変わった。
そして昭和、戦後復興で中途半端な強度のモノを大量生産したから
捨てるには面倒、残すのも面倒で困っている。
でも思い出の中で
夕暮れ時、焼き魚の煙の匂いとかくれんぼが終って別れ別れになって、
小さな文化住宅で家族の団らんと巨人大鵬卵焼きがあったあのセピア色だけ取り戻そうとしている。
その団らんをぶち壊したのは自分達。
そしてその団らんを知らないまま子供産んじゃった自分の子供。
『ゆとり』と言われる孫。
でも孫たちに『ゆとり』を与えたのは自分達で一番ゆとってるのは
『大人』だっていうこと。
これを自覚したり指摘する人は・・・・見たことないね(´・ω・`)
美人なだけでは売りだせない。
では利用できるモノは利用しよう。
利用したものへリターンは・・・・知らん!
っていうやり方はもう終わったんですよ。
最近こういう炎上って『自分から馬脚を現していくスタイル』が多くないですか?
たぶん仕掛けるほうも
「バカ相手だからこれでいいだろ」って思ってやるし
「絶対ばれない!」ってバカだからやっちゃうんだし、
「バカだから切り捨てればいい」ってOK出して偉い人は逃げ通すわけで。
今回の件で銭湯という文化の衰退は加速すると思います。
残念ですが。
でもそう望んだのは大人だからね。仕方がないね。
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