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薬屋のひとりごと/葬送のフリーレン 感想 神作なのにあらすじと内容が違いすぎるから私が説明する。とにかく黙って全員見ろ。

どうもこんちゃ~647です!
学生時代に戻ったかのような典型的アニオタしています!
今年のアニメが豊作すぎて驚いているといわせてくれ!
やべえ!

ちなみに状況を報告すると

話題作「葬送のフリーレン」を見る→うん、話題作にしちゃ及第点だ→いや、まてよ面白いぞ→やべえおもれええ!魔法使い1級試験編えぐい!!!→興奮収まらぬまま話題作②「薬屋のひとりごと」を見る→次の日仕事にもかかわらず徹夜で一気見したうえに漫画も全巻読破→次の日、本屋で小説全巻購入→土日の予定をすべてキャンセルし、今11巻を読み終えた

という状況になります。

あの、どちらもすごく面白いので見てないクソ馬鹿野郎は今すぐ見てください。

推しの子の時もそうだったが、「あ~はいはい令和でバズってるだけのオサレ微妙アニメだろww」と敬遠している平成アニオタはマジで土下座した方がいい(ちなみに私のことです)

はやっているのにはそれなりのクオリティが付随している。

今後Amazon Primeで上位ランカーのアニメをあらすじだけ見て馬鹿にするのはやめます!!!!!

本当に申し訳ございませんでしたああ!!!

ところで、昨年見た
No.1漫画は「スキップとローファー」
No.1映画は「ゲゲゲの謎」
No.1アニメは「リコリスリコイル」
でした。

このうち、スキロ―とリコリコは4月に記事を書いていますね。
まだ2月ですが言わせてください。

今年No.1ラノベ。

間違いなく「薬屋のひとりごと」

ラノベなんてもう数年買っていなかった。
一番最近買ったラノベなんか「バッカーノ!」か「涼宮ハルヒ」の最新刊(もう続き出てないけど)、「はたらく魔王さま!」くらいではないか?というレベル。

アニメを見て漫画を買うことはよくありますがラノベ原作に手を出すことはあまりありません。ラノベは巻数が多いうえ、小説だから読むのが時間かかるので。

徹夜でアニメを一気見し次の日、本屋に走るなんてアニオタやってた学生時代のようなムーブ、久々にしたわ。これぞおたくの鏡よな!!!(自分でいうな)

ちなみに私は学生時代とは打って変わり漫画はkindle派なので深夜だろうが1ポチで購入できますが、どうしても小説は紙でないとダメなのです。
私の学生時代、漫画の電子書籍なんて普及しておらず、深夜にアニメにはまったときなんか10時のツタヤ開店までまじでいらいらいらいらいらいしていましたよ。なつかしい。
兎にも角にも深夜に本屋はあいていないわけで、コミカライズ版をkindleでひたすら連打。ケチなAmazonポイントが潤沢にたまる始末。
しかしやはりオタクとしてはコミカライズ版、アニメ視聴だけなんて恥ずかしいわけですよ。原作を読むのが基本中の基本。作者への礼儀。それに私はラノベのコミカライズ版はそんなに好きではないので!
徹夜明けの仕事は本当に意識が飛ぶかと思った。死にそうな顔でラノベ14冊大人買いするアラサー女に書店の人きっとドン引きだっただろうな。

おっと興奮しすぎて話が逸れました!!
「薬屋」に関してはガチオタ発揮しているため、①壬氏と猫猫の思想とラブコメ要素 ②男尊女卑の世界観を通した作者の主張 ③陸遜という男(11巻)の完成度 という3編にわたって感想を述べたいと思います(ガチ)なのでそれは次回以降に。

今回私が言いたいのは、

2作品とも神作なのにあらすじと内容が違いすぎるから私が説明する。あらすじに引きがなさ過ぎて絶望している。へたくそかよ!私が書き換えるから、全員見ろ。

ということです。

まず、「葬送のフリーレン」から。

こちらが、Amazon Primeの公式のあらすじ。

勇者ヒンメルたちと共に、10 年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。それから 50 年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、50 年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、それを悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。その旅路には、さまざまな人との出会い、さまざまな出来事が待っていた―。

Amazon Prime あらすじ より

え。。。ほぼ1話の内容しか説明していないうえにそこそんな詳細に語る?全然見たくないんだけど……。
このあらすじを見て私がおもった第一印象は

あーはいはい。「ヴァイオレットエヴァ―ガーデン」的な、お涙頂戴日常話ね。(旅というのは名目上だけだろうどうせ)
ロボットみたいな主人公女が勇者死亡を葬送(つまり死者を見送る的な能力?)を持っていて旅に出て死者を見送りつつ、人間の心的な感情を手に入れていく話だろ?

お涙頂戴乙。くっそおもんなさそう。

※ちなみに647は「ヴァイオレットエヴァ―ガーデン」にはあまりはまらず途中で見るのをやめてしまった勢です。ファンの方ごめんなさい。作画だけいいアニメだと思ってます。

しかし実際見てはまりまくった647があらすじを書くならこうだ!!!!

魔王を討伐した勇者一行の大魔法使いフリーレンは、エルフであり千年以上生きる。平和になった世界で、かつての旅の仲間である勇者、僧侶を亡くすが、相変わらず魔法を集める旅に出る中で、フリーレンは短い一生を遂げた勇者が、果てしなく長い生を持つ、自分に残してくれたものの意味を見つけていく。
ちなみに見どころは、旅をする最強魔法使いフリーレンの爽快な魔法バトルと、成長していく魔法使いの弟子フェルンの魔法バトル

あらすじ 作647

ごっめん。大口たたいたけどうまくまとめられなかった。

つまり魔法バトルがとにかく面白い作品なのよ。

メインのメッセージ性は「短い一生を遂げた勇者が、果てしなく長い生を持つ、自分に残してくれたものの意味」ってところなんだが、面白いのは魔法バトルなのよ。

私魔法使いが好きなんだけど魔法バトルアニメの名作ってあまりないので、めちゃくちゃガチ魔法使ってくれるフリーレンはマジで貴重!
ほら、殺陣とかはけっこうあるけどファンタジー魔法ガチバトルってなかなかないじゃない?カードキャプターさくら的おもしろさなのよ!わかる?

あと最近の漫画って負けこむことが多いじゃない?主人公フリーレンが最強魔法使いなのでスカッと勝ってくれるのもいいんですよね!爽快!やはり主人公が勝ってくれないとね~!!負けもおもしろいけど、負けすぎるとストレスたまるからね!

そしてメッセージ性のところもちゃんとしています。メイン軸のフリーレンとは少しそれますが、作中の好きな台詞は僧侶ザインの一言。

大人になって人との距離感がわかるようになると、衝突することすら避けるようになる。
ああいうのは若者の特権だな。

ザイン

これは本当に本質をついた一言だと思います。
触らぬ神に祟りなし……ですものね……。
ついグッと来てしまいました……。

ええと、とにかく面白くて私は戦士シュタルク様がすきです!是非見てね!

続いて神作「薬屋のひとりごと」。

大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。名前は、猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。

Amazon Prime あらすじ より

うーんまあ、ぶっちゃけあらすじが軽くポエムだったフリーレンよりはましだよね。これを見るとまあ、見てみようかなぐらいにはなる。

見る前のイメージっていうのはないけど、見た後のざっくり言うとこういう感じ。

中国皇帝バージョン「赤髪の白雪姫」(皇帝系・泥沼政治)に小話謎解き(ミステリ要素)が追加された感じ。少女漫画ではないのに、ラブコメ要素は赤髪の白雪姫より素晴らしい。メインカップルがドツボ。

あらすじ 作647

これよりわかりやすい説明はマジでないと思う。

「薬屋」は政治・謎解き・ラブコメの3要素のバランスがめちゃくちゃいい神作ってだけで説明がつく。

「赤髪の白雪姫」も少女漫画にしては政治系(世界観)の部分頑張っているけどその比じゃない。そのうえ、ラブコメ要素でも圧勝……。

ラノベ特有のハーレム(or逆ハーレム)はあまりなく、メインカップルが確定しているので少女漫画寄りなのも私好みな上に、メインカップルがドツボなんですよ~~~~~~~~~~。
この話は別の記事で細かく書く予定なので割愛しますが。(何文字あっても足りねえ!!!!壬氏様!!!!抱いて!!!!!)

多分二つとも万人受けすると思うので誰にでも両手を広げてお勧めできると思います。
作画も申し分ない。
OP/EDは流行のアーティストをぜいたくに使っていますしね。

見ていない穿った平成アニオタは、今すぐ視聴をおすすめします。


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