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大好きだった「呪術廻戦」が可愛さ余って憎さ百倍になった話。もう呪術廻戦の展開に期待はできない理由を解説!

以前からお伝えしている通り、私、大の呪術廻戦信者

でした。

※この記事はアンチ呪術廻戦/ジャンプ本紙ネタバレの内容を含みます。ファンの方は読まないことをお勧めしますし、記事に対するいかなる批判コメントもスルーさせていただきます。あしからず。

24巻が発売され、物語が久々に動いて、続きが気になりすぎたため、ジャンプ本紙に追いついてしまった。
そして24巻の興奮がすべて冷め切りました。

絶対芥見先生モチベ下がっとるやろ。いくらなんでも物語破綻すぎや。

まず、芥見先生は主軸の物語以外の細かい伏線は、なんとなく思い付きで散らばせておいて、気が向いたら回収するタイプだと思います。これが割と渋谷編前くらいまではうまく機能していてめちゃくちゃ面白かった!

主軸の設定はあらかじめ練られているため一貫性があります。そのためこの主軸部分をかなりベールに包んで物語を描写して、要所要所でこの主軸をチラ見せさせることで「うおーーー!!!」となる、うまい漫画だと思っておりました。

24巻の伏黒受肉(隠されていた宿儺の目的)あたりもそうですよね。
物語かなり序盤の伏線回収で盛り上がりどころです!24巻を読んだ時の「そうきたかーーー!」感を返してくれ!!!

ところが、ところがですよ……

ジャンプ本紙に追いついた私は、芥見先生、モチベ下がってるよね……?

もう結構重要な伏線すら回収する気ないよね……?

と不安になりましたね。

モチベの低さが作品からひしひしと感じられるけど、大丈夫そお???

回収されていない伏線といえば、例えば、
・メカ丸ともう一人いたはずの呪術界上層部の裏切り者(スパイ)
・釘崎死んでいないかもしれない?発言
などなど。

なぜそう思ったかというとね。五条が復活したにもかかわらず何もなさず死んだからです。
いや、そりゃあこれから先乙骨や虎杖に何か作戦を与えている可能性はありますよ。死んだ五条の死体が何かしらのキーパーツになる可能性だってある。なんだって最強の無下限術式と六眼ですからね。
でも、VS宿儺(伏黒)であれば、バトル中にもう少し何かを成してほしかったというのが元信者647の叫びです。
だいたいさぁバトルマンガなんだからその辺しっかりやれや。ただでさえ面白くないバトルシーンを渋谷からずっと繰り返してんだからな!!!なんだよ領域展開とかいう意味(設定)のよくわからない(あいまいな)大技の繰り返しは!!!全く面白くねえーわ!!!いい加減にしろ!!!
そもそも六眼の設定すら曖昧過ぎてよくわからんわ!!五条には何が見えてんだよ!!ええ!?ポエム漫画なんか!!ああ!?ブリーチリスペクトにしろひどすぎるぞ!!!
おっと本音が出てしまった。
なぜ信者だった私がここまで狂ったアンチになったかというとね。ちょっとこまか~い話になるけどね。

・五条が封印されたときの「なんとかなるっしょ」は一体何だったのか?何の仕込みも入れずただ封印されたのか?つまりこれは伏線じゃなかったのか?※いわゆる使いどころがあれば後で回収しようかなと思ってたけど、使いどころがなかったから未回収になってしまった死に伏線ですね。
・虎杖に漏御に勝つくらい強く育ってほしい、後人を育てたい発言はどうなったのか?道半ばにして死亡?mjdk……
・親友夏油を殺したとき、五条は術師がハッピーになれない術師界に対して何か大義ができたのでは?と思っていたが、なんと、走馬灯のシーンでそんなもんはなく、ただ最強のバトル狂だと認めやがった
・「俺だけ強くてもダメなんだ」発言は何だったんだよおい…

・私は物語の構成上、五条は死ぬんだろうなと思っていたから五条が死んだことに対するアンチ意見はありません。

問題はその死に方なのです。

五条VS宿儺(伏黒)のバトルによって虎杖たち主人公サイドに得られるものがなさすぎる。

名作バトル漫画というのは、見せ場(大物同志)のバトルが、主人公の心情に与える意味があったり、物語の構成上のターニングポイントとなる出来事となっていたりするものです。

五条悟はサブ主人公といっていいほどの重要人物であるにもかかわらず、VS宿儺では何もなしていない、ただ、死んだだけです。

釘崎や七海をすでに失った虎杖に対し、今さら五条の死がそれほど大きな衝撃になるとも思えない。
かといって宿儺に致命傷を与えた(ほぼラスボスを倒した)り、伏黒を救ったわけでもない。

ただ、しんだだけ。

こんなことがあっていいのか?

五条悟、物語序盤から最強だと謳われたキーパーソンがこんな退場の仕方があるか?

もう、考察されすぎて作者が読者の裏をかこうとしすぎて変な方向に行っているとしか思えない暴走っぷりだぞ芥見……。

私が編集者なら、絶対に五条悟にこんな退場のさせ方はしない。せめて宿儺を倒せなくとも、伏黒ぐらいは元に戻してから死なせるわ。

私の勝手な解釈ですがね。

過去編で、自分一人が強くても親友を守れなかったと非力さをあそこまで丁寧に描写したのであれば、柄でもない教職を選んだ五条悟は、走馬灯の夢の中で「最強の呪いの王と、ガチバトルできて楽しかった」というのはお門違いな死にざまなんだよ。

最強で孤高で、誰にも理解されなかった?

違うんじゃないの?

バトル楽しい、唯我独尊ってラリッて腕を磨いた結果、夏油傑という親友を失ったのを、あなたは何も後悔していなかったの?

結局五条悟は何も成長せず、同じことを繰り返して、死んでいるじゃないか。

五条悟は10年前の人間だから成長を描かず、主人公の虎杖の成長を描いているんだとかいう言い訳は聞きたくないよ。
それならば虎杖不在である過去編の描写も不要だし、ラスボスに夏油の皮を被せているというこの呪術廻戦の主軸の設定自体がブレているからね。

繰り返しになりますが、この先ラスボスを倒すため乙骨や虎杖に何か託して死んでいたのだとわかっても、この五条の死に様だけは絶対に失態だと私は思います。

五条悟は生きているうちに一つでも何かを成さなければならなかった。それが最強たる責任だとは私は思うからです。

全員が死ぬ物狂いであなたの封印を解くために奔走したのだから。

そう、渋谷後編~死滅回遊編すべては、五条悟解放のためにあるにもかかわらず、五条が復活してから何もなさないのはあまりに総スカンでしょうよ。

どうせ「虎杖には宿儺の術式が刻まれる」発言なんかも回収されないんだろうな~。だってもう伏黒宿儺になっちゃってるし!

今までの五条悟の思わせぶり発言すべての伏線は、五条悟が死亡したことによって未回収に終わった。

これが、考察勢や信者のモチベーションを一気に下げることにつながったと私は結論付けます。

過去編まで使って描写した夏油とのくだりは一体何だったんだよまじで。
なんとかなるさって、何か策があったんじゃなかったのかよ。

そこの設定考えてなかったのかよ。

そりゃ考えてなきゃ、週刊連載で取り繕うのは無理だろうね……。

しかし宿儺かなり強いし、ツミキも死んで、伏黒も乗っ取られて、マジでどうやって終わらせるつもりなのか、それはちょっと気になりますが。
(ツミキの伏線なんかかなり序盤からあったにもかかわらず、あっさり宿儺に殺させるしマジで意味が分かんないよね……。)

でも過去編のパパ黒の死に際は名作だから、まぁ過去編まで面白いよね。進撃の巨人でいう女型の巨人が捕まるまでは面白いってやつ。

しっかし、五条がまともに祓ったのって花御くらいか?

本当に特級かよ。

いい加減にしろ!ありがとうございました~


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