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霊気とボディスキャン

ヒーラーの知識、経験、技術、習熟度といったものは個人によって異なります。ヒーリングの種類も異なります。

大抵の場合、霊気は「宇宙にある愛と癒しのエネルギー」を霊気ヒーラーが中継して第三者に送ったり、自分自身で使います。レベルが3つか4つに分かれていて、レベル1(初級)は自分自身のために、レベル2で他者に霊気を使う方法と遠隔ヒーリングを学びます。各レベルの間は21日間開けて、その間にセルフヒーリングをしたりします。

霊気ヒーラーはその身体を水道管に例えることがあり、学び始めの頃は扱える霊気の量が少ないですが、セルフヒーリングをしながら経験を重ねるうちにその量が増えたり、霊気というエネルギーを感じ取れたりするようになります。徐々に水道管が太くなっていくのです。最初は霊気とつながっている感覚が無くても、そのうち「つながって手足から霊気が出ている」ことがわかるようになったりします。

他者に霊気ヒーリングを行う時のテクニックに、ボディスキャン(スキャンニング)があります。受け手の身体の10~15cm上に手の平をかざして、エネルギー的な違和感を探します。他の部分はフラットなのに、一部だけピリピリしたり、熱を感じる等何かあれば、その違和感をつかんでゆっくり抜いて捨てたり、その感覚が無くなるまで霊気を流します。

このスキャンニングは霊的存在に対しても可能です。人間の霊の場合は、他界する前の持病や怪我、何らかのエネルギー的な問題を死後も持っていることがあるので、見つけ次第、「それ」が無くなるまで霊気を送ります。人間や動物以外の高次の霊的存在に対しても、例えば疲れていそうな雰囲気を感じるようなら、話を聞いて、ヒーリングをさせてもらいましょう。

相手の許可を事前に取れると良いですが、不可能なら、直感でヒーリングをします。霊気を送って「不要なら地球を癒して下さい」あるいは「不要なら自分の所に戻ってきて下さい」と設定します。受け手が、霊気やヒーリングの意味を理解出来ない未成年者や高齢者、もしくは昏睡状態の場合は、養育者や側にいる大人から許可を得ると、お互いに安心出来るかも。人によっては、霊気を受けて眠気を催すことがあるので、特に遠隔ヒーリングの場合は実施する時間等に配慮が必要です。ご承知の通り、医師免許を持たない者は医療行為が出来ません。

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天谷美月
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