【山口旅行】自然と歴史を巡るおすすめルート
先日、山口県に行ってきました!
週末にサクッと出かけられる山口は、美しい自然と歴史ある街並みがぎゅっと詰まった場所。
今回ご紹介するのは、壮大な景色が広がる秋吉台や、歴史の趣が感じられる長府、そして神秘的なパワースポット・赤間神宮を巡るルートです。
どれも日常を忘れさせてくれるスポットばかりで、1日があっという間に感じられること間違いなし。
ちょっとした冒険気分を味わいながら楽しめる山口の旅、ぜひ最後までご覧ください!
山口県へのアクセス方法と交通手段
山口県へは、新幹線と飛行機どちらでもアクセス可能です。
私は、飛行機で羽田空港から山口宇部空港へ行きました。
山口県内の移動は電車もありますが、今回は近くに駅がない秋吉台に行くため、レンタカーを借りました。
レンタカーは山口宇部空港を出て右手に進むと、レンタカーターミナルがあります。
参考までに、下記の窓口がありました。
トヨタレンタカー
オリックスレンタカー
タイムズカー
ニッポンレンタカー
日産レンタカー
割とゆるい感じなので、窓口に人がいなかったりします。
窓口の左手に事務所があったので、そこから声かけると出てきてくれます。
旅のルート
今回は2泊3日の旅で、初日と最終日は移動日にして、真ん中の1日にすべて詰め込みました。
真ん中の1日はこんなルートでまわりました。
秋吉台
長府
赤間神宮
唐戸はれて横丁
もっと山口県堪能したい!という方は、巌流島や唐戸市場も予定に入れるといいかも。
見どころスポット紹介
ハイキングメインのゆったり旅。
11月初旬の秋晴れが気持ちよかったです。
秋吉台
秋吉台は、もともとサンゴ礁がいた海でした。
サンゴ礁は長い時間をかけて石灰岩になり、約3億5千万年の間に海底から山へと堆積しながら移動しました。
厚さ500~1,000mにもなる石灰岩は、雨水により徐々に溶け、現在の窪地が点在する独特な地形が形成されました。
山口宇部空港から秋吉台にあるカルストロードまで車で約1時間。
秋吉台はトレッキング目的で来ました。
秋吉台国定公園の公式サイトには、おすすめのトレッキングコースが5つ紹介されています。
私は、長者ヶ森コース②を選びました。
最初は上級者向けの長者ヶ森コース①を歩こうと思っていました。
しかし、石灰岩は水に溶けやすく、浸食が進んだ場所には陥没した穴があるとのことで、初心者には見分けが難しいためやめました。
ちなみに、その穴は真っ暗で深く、落ちると生還できない危険があるので、行く際は十分に気をつけてください。
はい、ということで長者ヶ森コース①と②のスタート地点である駐車場に着きました。
この看板の右手の階段を降りて左に進むと、トレッキングスタートです。
冗談ではなく10割同じ景色です。
緑が広がって目に優しい!
写真から白い岩が点在しているのがわかると思います。
これはプレート運動で隆起した石灰岩です。
地球感じますね←
若竹山で小休憩。
外で食べるみかん美味しい。
さて、折り返し。
大地の所々が窪んでるのがわかります。
これが石灰岩が陥没してできた窪地です。
陥没してできた穴を「ドリーネ」といい、複数のドリーネが繋がったものが「ウバーレ」、さらに大きくなった低地を「ポリエ」と呼ぶそうです。
地下には鍾乳洞があるのかな?とか考えながら歩くの楽しいです。
崩れたら怖いから、行けたとしても絶対近寄らないけど。
小休憩。
そして、またおやつタイム←
羽田空港限定の美味しそうな最中見つけたので、ここまで持ってきました。
最中もビックリしてますね。
ネット購入もできるみたいです。
(どら焼きも美味しかったよ←)
途中、動物の足跡を見つけました。
鹿かな?猪かな?
大きなバッタやトンボも飛んでいて、広大な自然の中で生き生きとしているように感じました。
あとは最後まで一気に歩きゴール!
次は長府へ。
長府
秋吉台から長府までは車で約1時間です。
長府は、戦国時代から江戸時代にかけての大内氏や毛利氏の城下町として栄え、多くの史跡や文化遺産が残されています。
江戸時代の趣を感じられる武家屋敷や寺院が点在しており、紅葉の名所としても知られる「功山寺」や、長府毛利氏の居城跡である「長府城跡」などがあります。
幕末に活動した志士たちが集った場所でもあり、維新志士ゆかりの地としても訪れる人が多い場所です。
長府では、喫茶 四季庭でお昼ご飯を食べました。
お店の右手に駐車場があります。
中庭があるので、暖かければテラス席も良さそうです。
山口名物とか関係なく、ローストビーフ丼を食べました。
運動した後は、やっぱりお肉よね。
食後の腹ごなしで散策。
町の中を川が流れています。
時々オオサンショウウオが見れるそうです。
おしゃれなお店もあり、レトロとモダンな雰囲気が混在してる感じでした。
次は赤間神宮へ。
赤間神宮
長府から赤間神宮へは車で約15分。
赤間神宮は山口県下関市にある神社で、平家一門を祀っていることで知られています。
壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇を主祭神として祀っており、日本唯一の「八歳天皇御鎮座の宮」とも呼ばれています。
神宮の入口には朱塗りの美しい水天門があり、華やかな建築様式が印象的です。
境内には平家一門を弔う「七盛塚」や、平家物語の場面を再現した「耳なし芳一堂」などもあり、歴史ファンや観光客が多く訪れます。
毎年5月には、壇ノ浦の戦いを再現する「先帝祭」が行われ、平家ゆかりの地として重要な文化財や歴史の記憶を伝えています。
せっかく来たのでおみくじ引きました。
日頃の行いがいいので大吉でした。
最後は唐戸はれて横丁へ。
唐戸はれて横丁
赤間神宮から唐戸はれて横丁まで車で約5分。
歩いても10分ぐらいです。
唐戸はれて横丁は、今年1月にオープンした地元の食や文化を楽しめる観光スポットです。
この横丁は、地元の新鮮な海産物や農産物を活かした飲食店が集まっており、下関ならではの料理やお酒を味わえる場所として人気があります。
「はれて横丁」という名前には、訪れた人たちに明るい気持ちになってもらいたいという思いが込められており、活気ある屋台風の店舗が並ぶ賑やかな雰囲気が特徴です。
フグ料理や海鮮丼、地元のおつまみを提供する店が多く、観光客や地元の人々にとっての憩いの場となっています。
また、夜になるとライトアップされ、さらに風情ある雰囲気が楽しめます。
小さいお店がたくさん並んでいて、人気店は外の席にもお客さんが座ってました。
翌日は朝早く山口宇部空港に戻り、自分へのお土産買って帰りました。
朝早い山口宇部空港は、開いてるレストランがココスだけで、モーニングメニューしか頼めません。
空港で朝食取ろうと思ってる方はご注意下さい。
最後に
今回の旅は、本州の最西端に位置する山口県へ行ってきました。
広がるカルスト台地の雄大な自然に囲まれて、日常を離れてリフレッシュできた週末でした。
皆さんも、リュック一つで気軽に週末トリップを楽しんでみてはいかがでしょうか?
短いですが動画も作成したので、よかったらご覧ください(勉強もかねて英語表記にしています)。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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