情報を脳内ノイズキャンセリングしよう #110
こんにちは。
あなたはノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホン使っていますか?
私は、先日イヤホンを新調して、ノイズキャンセリング付のワイヤレスイヤホンに変えました。ノイズキャンセリング、めちゃくちゃ良いですよね!
過去にも使っていたことがありましたが、先日イヤホンを変えて、初めて気づいたことがありました。
それは、周囲のノイズが減ると、疲れにくくなることです。
周囲のノイズを減らしてくれるので、自分が聞きたい音楽なり、音声が聞き取りやすくなることはもちろんですが。
必ずしもすごくうるさい場所にいなかったとしても、環境音や周囲の声って聞くつもりがなかったとしても、耳には入ってしまうと思います。
そのような音を聞くつもりがなかったとしても、入ってきてしまった音に対して、頭の中では勝手にある程度処理されていて、それなりにエネルギー使ってると思うんですね。
それがノイズキャンセリング機能を使うと、完全にカットされるわけではないですが、ある程度耳に入ってくる音がカットできるので、例えば移動とかの時に疲れなくなったと私は感じました。(もしかして、私だけ?w)
なので、音楽等を何も聞いてなくても、ただ周囲の音をキャンセルしてくれてるだけで、私は十分効果を実感しています。
電車やバスに乗っているときは、ノイズキャンセリングがあるのとないのでは、疲れ具合が全然違いますね。
前置きが長くなりましたが、今回はイヤホンの話をしたい訳ではなく(笑)
情報のノイズキャンセリングが大事だなと思った話をnoteに書きました。
このnoteで言いたいことは以下の2つです。
・入ってきた情報を評価せずに、単なる1つの情報だと受け取ろう。
・入ってくる情報を脳内でフィルタリングしよう。
個人的には、このマインドセットで情報を受け取るようにしたら、すごくストレスが減ったので言語化しておきたいと思いました。
まだ完璧にできるようになっているわけではないですが。
情報をいちいち評価しない。あくまで1つの情報に過ぎない。
最近、私が精神的に疲れてて、余裕がない状況が続いておりまして。。
なんで最近こんなに疲れてるんだろうか?モヤモヤしているんだろうか?と考えていたら、1つ気づいたことがありました。
それは「他人と(勝手に)比較していたこと」です。
(気づくまでに2週間くらいかかりました)
というのも最近仕事で、私の部署メンバーの入れ替えがありまして、すごく優秀な後輩と一緒に仕事をすることになりました。
その後輩は、自分なんかよりものすごく賢いし、フットワーク軽くてどんどん仕事を進めていくので、すごいなと思っています。
そういう状況になった時に、私の頭がどういう思考になるかというと、、
自分の方が経験年数が多いはずなのに、私って本当にポンコツでダメだな。そう考えてしまうんですよね。
後輩が活躍すればするほど、自分とその後輩と比較してしまい、私なんて必要ないんじゃないか。。
そういうネガティブな思考のスパイラルに私は陥ってしまっていました。
これが最近、私が精神的に疲れていた一因だと思います。
他人と比較することが必ずしも悪いとは限らないかもしれませんが、自分に入ってきた情報や状況から、私は勝手に評価をしていました。
私がポンコツなことは確かですし、後輩が優秀であることも事実だと思います。
だからと言って「私がダメだ」という評価をする必要はないんですよね。比較した時点で、少なからず評価が入っているかもしれませんね。
私がダメなヤツという可能性が高いかもしれないけど、評価することを求められているわけではないし、誰かから「お前はダメだ」と言われた訳でもありません。
私は、入ってきてしまった情報から、頭の中で余計なことを勝手に考えて、ある意味、勝手に自分で自分を苦しめていただけだったと振り返っています。
入ってきてしまった情報をなかったことにすることは難しいと思うのですが、それに対して、いちいち評価しないことが大事だと思います。
個人的にこれは、マインドフルネスに近いのではないかと思いました。
マインドフルネスは、やっている間に頭の中に何か考えていることが浮かんだとしても、今はそんなことを考えてはダメだと評価するのではなく、自分は今こんなことが浮かんだんだなと事実として受け入れる。そして、再び自分の呼吸に集中する。そんなことをやるかと思います。
普段の生活でも、マインドフルネスと同様に、入ってきた情報をいちいち評価したり、反応したりして、振り回されるのではなく、単なる1つの情報だと受け取れば良いのです。
最近の私の例で言えば、後輩の活躍を見ても、ちゃんと頑張っているな。くらいで、じゃあ、私は自分のやることをやろう。と自分のことに集中を戻さなければ、いつまで経っても仕事が終わらないですよね。
ノイズが自分の中に入ってきてしまったとしても、何も評価しない。評価しなければ、自分の感情が余計に動いてしまうこともなく、自分のことに集中を戻すことができて、キャンセルできます。
単なる1つの情報や事実で、それ以上でもそれ以下でもありません。
余談ですが、運転中は特にこの思考法がすごく有効だと個人的には思っています。
状況に合わせて情報|《ノイズ》をフィルタリングしよう
入ってきた情報を評価しない。これを極端にやり過ぎると、あらゆることに全く興味を持たない。無関心のような状態にもなりかねないと思います。
少し近い内容をVoicyパーソナリティの澤円さんが放送をされていて、すごく興味深かったので、リンクを貼ります。
先ほどの私の例で言うと、後輩が活躍しているという情報を完全にスルーして、自分のことだけに集中していたら、後輩の優秀な部分を学んだり、吸収する機会がなくなってしまうことになると思うんですね。
先ほどと言っていることが違うじゃないかと思いになるかもしれませんが。
入ってきた情報を全てスルーすれば、全て上手くいくわけでもないと思いますし、受け取った情報を自分の成長に活かすこともすごく大事なことだと思います。
入ってきた情報を片っ端から全て評価しない状態は、精神的には安定した状態になるかもしれません。ですが、外からの情報に全く反応しない、つまり情報を遮断するような状況に近いと思います。
そうすると、自分の枠に閉じこもった状態、価値観に囚われた状態になってしまう懸念もあると思うんですね。
自分の考えだけで、ひたすら我が道を行くという方は、それで良いかもしれませんが。。
なかなかそうはいかないですよね。
新しいとか役に立つといった必要な情報は、感度を上げて、しっかりキャッチして、自分自身のアップデートに繋げることが必要だと思います。
そうしないと、自分自身のアンテナの感度や思考の柔軟さが下がったり、視野が狭くなって、情報格差で置いてかれてしまったり、、そんなことになりかねないと思うので。
なので、自分の中に取り入れる情報と、評価せずにキャンセルする情報をフィルタリングする必要があると思います。
最近のノイズキャンセリングイヤホンだと、外音取り込み機能や、ノイズキャンセリングのレベルを選択できる機能がついているイヤホンもありますよね。
その機能に近いイメージだと私は思いました。
完全ノイズキャンセリングが外の情報に一切反応せず遮断している状態だとしたら、外音取り込みが外から入ってくる全ての情報に反応するイメージです。
ゼロか100ではなくて、情報の必要性や自分の体調、場面に合わせて、入ってきた情報に自分がどれくらい反応するかというフィルタリングのレベルをコントロールしてあげる必要があると思います。
体調というのは、情報過多で疲れていると思ったら、反応する情報を減らして、ストレスを減らすようなイメージです。
普段、知らないうちにものすごくたくさんの情報に触れていて、知らないうちにたくさんのエネルギーを使ってしまっているのではないかと私は思います。
なので、自分の限られたエネルギーや時間を有効に使うためにも、情報に反応し過ぎないこと、反応する情報をフィルタリングすることが大事になってくるのではないかと、ノイズキャンセリングイヤホンから着想を得て、考えた事でした。
今回も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。