ポルトガルの道 準備編 スケジュールを組む
前回の投稿「ポルトガルの道 準備編 情報収集」はこちら。
ポルトガルの道を歩くと決めたので日程を模索した。来年度もパートの仕事は続けるつもりだが、夏には長期の休みが取れる。一昨年のフランス人の道の時と同様7月中旬出発、8月下旬帰国とする。
一昨年は家内がゴールのサンチャゴで合流し、その後一緒にマドリッドを観光して帰国した。今回は一緒に出発してリスボン観光をすることにした。家内はその後、コインブラ、ポルトを観光し帰国する。
私の方はリスボン観光後、サンチャゴへ向かって歩き始める。トマールで2泊(その内1日は聖母出現の聖地ファティマを訪問予定)、コインブラ、ポルトにも連泊したい。ポルトガルの道は人気観光地を通るため、トレイル中に観光ができる。今回は「巡礼」という名の「大いなる観光旅行」になりそうだ。
日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会HPの行程表を基に日程を作成してみた。ポルトガルの道は616キロ。一昨年のフランス人の道+フィニステレ、ムシアの900キロに比べて300キロ短くなる。日数では1週間程短くなるので帰路にローマ巡礼を目論んでいる。今年2025年は「聖年」。ローマでサン・ピエトロ寺院をはじめとする市内4つのバッシリカを訪問し、「聖なる扉」をくぐるつもりだ
(「聖なる扉」については以下の投稿の2つ目を参照)
来月から燃油サーチャージが値上がりするので1月中に航空券を取ることにした。往路は関空からリスボン、復路はローマから関空とオープンジョーのチケットをトルコ航空(共にイスタンブール経由)で取る。これは家内がポルトから帰国する際、トルコ航空が就航していて便利だからだ。
サンチャゴ〜ローマ間はイベリア航空(運行は子会社)で取った。ヨーロッパの都市間ではライアン航空などの格安LCCがあるが、バックパックを(ナイフなどもあり)預け入れ荷物とすると別に高額な料金が取られるため、メリットも少なくなる。
これでサンチャゴ、ファティマ、ローマと3つもの「聖地巡礼」予定の大枠が整った。さて、次は宿泊の予約だ。