サンチャゴへの道 巡礼15日目 【2023年夏】
こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。今日は比較的距離が短く、慌てずに歩きます。
本日の行程 フロミスタ → カリヨン・デ・ロス・コンデス
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今日の天気(予報) カリヨン・デ・ロス・コンデス 晴れ
最低気温21℃ /最高気温37℃
一人部屋でゆっくり休んだせいか、疲れが取れたようだ。今日の予定は20キロ先の町、カリヨン・デ・ロス・コンデス。2日続けて30キロを歩いたので今日はゆっくりするつもり。
歩き始めてすぐに地元の男性に道を間違っていると指摘される。本当に皆親切で有り難い。というか、どうしてこんなにも間違えるのだろう。GPSを見ていながら。根っからの方向音痴で、京都で清水に行こうとして、郊外の動物霊園にたどり着いたことがあるのが自慢だ。
前を歩くフランス人がカメラを構えている。何を撮ろうとしているのかと振り返ると、この日の出だ。
今日も朝食はどこかのバールでと算段していたが、3日連続で朝にバールが開いてない状態。お腹を空かせ我慢して歩く。次の町は開いているだろうと思い、その期待が裏切られる。これが繰り返されるとちょっときつい。
歩きだして3時間、ようやく食事にありつく。カリヨンの一つ手前の町、ビリャルカサル・デ・シルガの入口にある立派なオステルに入り、ボカディージョとコカ・コーラを頼んだ。生ハムのたっぷりと入った大きなボカディージョがオリ−ブオイルと共にでてきた。とても美味しくて、完食。ただ値段の方も結構なものでびっくり。
お腹が満足して、元気を出して歩きだす。1時間半くらいでカリヨンの町にたどり着いた。アルベルゲもかなりある。ネットの評判を見て11時半受付が始まったばかりのアルベルゲに決める。先に二人の先客があり、3人目で受け付けをしてもらう。一泊10ユーロ。二段ベッドでないので、あの上り下りのきしむ音や揺れがないのが有難い。施設も清潔感があり、応対もとても気持ちが良い。
いつものルーティンでシャワー、洗濯、生ビール。その後はス−パ−に買い出し。明日は歩き始めから17キロの間、街がなく、食料や水をしっかりと用意するようガイドブックに注意があった。
部屋に戻って休養。7時を過ぎて散歩と夕食ね出かける。サンタマリア教会で丁度ミサが終わったところで、巡礼者の祝福が行われていたので参加。シスター達が歌ってくれ、涙を流す参加者もいた。
サンチャゴ教会の博物館を見学すると、8時をすぎており、門限10時のため、近くの良さそうなレストランに入る。前菜にホタテ、メインはCavemanと名付けられたリブステーキ、低温でじっくり焼くとのことだ。日本で、骨付き肉を「マンガ肉」と呼ぶのと同じ感覚か。これが質量ともに大いに満足。デザートをもらい、幸福感を持って店を後にした。値段は高かったけど。
本日歩いた距離 18.8キロ
本日までの距離 366.2キロ(のべ15 日間)
サンチャゴまで 400.0キロ
本日の活動記録はこちら(YAMAP)