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サンチャゴへの道 巡礼14日目 【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。今日もメセタの台地を歩きます。

本日の行程  オンタナス → フロミスタ

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  フロミスタ 晴れ
最低気温16℃ /最高気温32℃

今朝は6時に目が覚めた。 6時半にアルベルゲを出発。朝食は次の街で取る予定。小さな村なのですぐに田舎道に出る。あたり はまだ暗く、初めて ヘッドライトをつけた。

アルベルゲを出発

しばらく歩くと サンアントン 修道院の廃墟が現れる。かなりの大きさなので、まるでローマの古代遺跡のようだ。 今は アルベルゲとして使われている。クレデンシャルにスタンプを押した。お腹が空いていたので そこにあったビスケットを3枚 もらった。

サンアントン 修道院の廃墟
廃墟の祭壇
現在は アルベルゲとして使用
スタンプ押して ビスケットを3枚 いただいた

最初の町が見えてくる。 カストロヘリスの町は昨晩 泊まった村に比べると 大きい。 朝食にしようと バールを探すが開いていない。前を歩いている女性(下の写真の女性です)もバールを探している様子で町に入って道を外れて探すが見当たらないらしい。「閉まってた」と残念そうに報告してくれた。 お互い お腹の空いたまま歩き続ける。 先ほどの ビスケット3枚がありがたく思える。

カストロヘリス の町が見えてきた
町の入り口

朝食を諦めて、カストロヘリスを出るとメセタの台地が再び現れる。ずっと先には山が見える。近づいて行くと山道が見えてくる。 巡礼たちが登っているのが見えた。覚悟を決めて 登り始める。 傾斜が急なわけではないが、久々の 上り坂。しばらく登り続け、頂上にたどり着く。 後ろを振り返ってみると今まで歩いてきた道が見える。

頂上カストロヘリスを出て歩きだす
やっぱり登らなくてはいけなかった
登りつめて振り返る

山を降りると、また延々とメセタが続く。 終わることのないようなこの道は 巡礼者の精神力を試していると言われる。次の町でなんとか食事にありついた。 商店が開いていて ボガーディージョとバナナとコーラで少し遅い朝ごはんにした。食いっぱぐれて歩くのが結構 つらかった。 元気を取り戻して再び歩く。

メセタの台地は続く
次の町に到着
遅めの朝ごはん
メセタは続くよどこまでも

当初予定の宿泊地の町に午後1時過ぎに到着。通りのアルベルゲで休憩しコーラを飲みボトルの水を買う。ちょうど良い時間だし 足も疲れてきたので、予定通りここに泊まろうかと考える。 ただあと5キロで次の町フロミスタだ。逡巡していると隣で休んでいた2人の男性が立ち上がって歩き始める。 それに釣られるように 自分ももう少し歩こうと決める。

木陰が嬉しい

1時間 少しで次の町 フロミスタに近づく。しばらく前から道の横には カスティージャー 運河が流れている。 昔はこの運河で荷物を運んだのだろう。 水門が見え 橋を渡るとフロミスタの町の入り口だ。

目当てのアルベルゲに向かうが なぜか 閉鎖中。第2候補も同じく閉鎖中。疲れもあって そのすぐ近くのホテルに止まることにする。「Open」と書いてあるにもかかわらず入り口は施錠されている。入り口横のインターコムを押して泊まりたいと言うと、何か言われて切れた。中から開くのを待つがなかなか開かない。諦めようかと思った頃 自転車でおばさんがやってきて玄関を開け、チェックイン手続きをしてくれた。

前からカステイジャー運河沿いを歩く
運河の水門を撮ろうとした時に通る奴
 今日はホテルにチェックイン

一人部屋なのでシャワーも好きな時に使えるので急ぐ必要もない。荷物をおいてすぐさまバールへと向かい、お約束の生ビール。

とりあえずバールで生ビール 2ユーロなり

シャワーと洗濯の後は夕食まで休む。7時を過ぎて町の2つの教会を見学。8時過ぎに夕食にした。16ユーロの定食でメインのプレートとデザート、ワインとパン。サ−モンを頼んだが、日本の3人分の量。但し、お腹が空いていたので平らげてしまった。部屋に戻って就寝する。

 ホテルの近く、サン・ペドロ教会
サン・マルティン教会
サ−モンとサラダのプレート 白ワインを頼む
デザートのアイスクリーム

本日歩いた距離   34.3キロ
本日までの距離 347.4キロ(のべ14 日間)
サンチャゴまで    418.8キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)



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