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サンチャゴへの道 巡礼25日目 【2023年夏】
こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。今日は最後の難関オセブレイロ峠に向かいます。
本日の行程 ビジャフランカ → フォンフリア
前回の投稿はこちらからどうぞ
今日の天気(予報) フォンフリア 晴れ
最低気温10℃ /最高気温25℃
オセブレイロ峠(1330m)に向かうため、5時に起きて早めに準備をする。自家製ボカディージョにバナナに桃。スペインに来て美味しそうな桃を見ると欲しくなる。ナイフを持参しているので果物は買いやすい。仕上げに無料のコーヒーを頂く。
5時40分頃に出発。町の街灯はじきになくなり、ヘッドライトが無ければ暗闇の世界だ。前を歩く巡礼が足を止めて空を見上げる。つられて振り返ると、大きな流れ星。一瞬の出来事だった。今日の最終目的地は峠のオセブレイロかにするか、もう少し先まで歩くか、体調と状況に応じて決める。
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暗闇のなかを幹線道路沿いに歩く。明るくなってからも、まだゆるやかな坂の町が続く。今日は湿度が高いようで早くから汗ばむ。本格的に坂道が始まるまで、のどが渇き、巡礼路沿いでコカ・コーラとオレンジジュースを飲んで休憩すること2回。
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10時頃から本格的な坂道が始まった。日差しの中で坂を登るので汗がとまらない。顔から地面に滴り落ちる。長袖の上着が肌にまとわりつく。背中も汗でびっしょり。スペインに来て、初めて汗拭きのタオルの2枚目を使う。坂自体はそれほど急ではないものの、ずっと上りが続くため、息をつく暇がない。
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サンチャゴまでの距離がメ−トル刻みで記されている
お昼過ぎにオセブレイロに到着。駐車場にはバスや車が並ぶ。レストランや土産物屋も観光客でごった返している。まだ12時過ぎだし、今日はもう少し先まで歩くことにする。簡単にお昼を済ませる。次の町、リニャレスにオスタルがあり、久しぶりに部屋を取ろうかと思って、歩きだす。
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リニャレスで目当てのオスタルのバールで聞くと、泊まれないとので隣のアルベルゲへ行けと言う。だが、行って見るとそこも満室。カミ−ノ初の経験だ。まだお昼すぎなのに満室は珍しい。小さな町でアルベルゲの数やベッド数が少ないと起こることだろう。
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思案してアルベルゲの数の多いファンフリア幼児のくつとの町を目指すことにする。あと10キロ、2時間だ。結局朝5時半過ぎに歩きだしてから9時間以上、距離にして40キロを歩いてフォンフリアに到着。シャワーと洗濯のあとの生ビールが殊の外美味しかった。ここは何もない田舎。今日の疲れを癒やすことに徹する。夕食は軽く済ませる。
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本日歩いた距離 42.3キロ
本日までの距離 627.9キロ(のべ25日間)
サンチャゴまで 138.3キロ
本日の活動記録はこちら(YAMAP)