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六甲全山縦走への道(4)

今回は、六甲全山縦走路のゴールである宝塚を終点として、六甲ケーブル山上駅から歩くことにした。前回、前々回と摩耶山から東へと足を伸ばしており、今回は一気に宝塚まで降りるのだ。

JR六甲道からケーブル下までバスに乗る。始発のため座ることができてありがたい。10時半にケーブル山上駅に降り立つ。かなり寒いが、「これから歩くので体はあったまるはず」と思い薄手のフリースのまま。ゴルフ場を過ぎると六甲ガーデンテラス。そこから六甲山最高峰を目指す。

六甲ケーブル
六甲ケーブル山上駅 クラシックな建物で趣がある
ゴルフ場のボールよけネット下を歩く
六甲ガーデンテラス
六甲枝垂ミュージアムが見える 入場したことはないお
六甲最高峰

12月ともなるとあまり汗も出ず、そのせいか喉も渇かない。六甲最高峰でちょうどお昼になりおにぎりを食べてお茶で水分補給をした。ゆっくりすると体が冷えそうで、食べ終わるとすぐに出発。ここからは下りが中心だ。

程なくして芦屋市に入り、車道から山道へと入る。この道を歩くのは1年半ぶりの3度目となる。確か初めての時には右膝が痛くなりサポーターを使った。できるだけ膝に負担をかけないように気にしながら歩く。勿論トレッキングポールを「駆使」しながら下りていると、途中で「カツン!」と乾いた音がした。どうしたのかと思い、よく見ると右のポール先のゴムカバーがどこかで取れて無くなってしまっていた。木の根に挟まった時に取れてしまったようだ。

ここから芦屋市
大平山辺りから眼下一望
塩尾寺からは舗装道路を降りてゆく

下り中心だが、平坦な道も多くて調子よく歩くことができ、六甲最高峰から2時間余りで下山となった。相変わらずの急坂の住宅地を駅に向かう途中、甲子園大学の辺りの紅葉が素晴らしくて見惚れてしまった。平坦な道に辿り着けば川を渡って、駅はすぐ。1年半前、同じルートを歩いた時に比べて時間は1時間短縮。トレーニングとしては上々だ。

山を下りても坂が続く
見事な紅色

宝塚に着いて残念なのは有馬と違って気軽に立ち寄れる日帰り温泉がないところ。宝塚温泉は温泉客のエンタメとして歌劇団を作った程なのに、温泉宿や温泉施設があまり充実していないように思える。駅近くに日帰り温泉があるならハイカーには有難いのだが。仕方なく阪急で三宮まで戻り、いつもの阪急オアシスに向かった。

ヤンニョムチキンにしてみた

距離      16.1km     
消費カロリー     1673kcal
時間            4時間28分

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