サンチャゴへの道 巡礼13日目 【2023年夏】
こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。休養日の予定を変更して歩きます。
本日の行程 ブルゴス → オンタナス
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今日の天気(予報) オンタナス 晴れ
最低気温12℃ /最高気温32℃
朝は5時起き。ブルゴス観光の予定を変更して、歩くことにした。それも、当初の20キロでは、短いと思い、30キロ先のオンタナスにする。朝からトラブル。小銭と少額紙幣がないため自販機が使えない。水もなくなり、朝食で飲もうと思っていたジュ−スも買えず、パサパサのパンを無理やり押し込んだ。喉が渇いてしょうがない。
6時過ぎに出発。またまたチョンボ。町の中で道を間違えたのを親切なドライバーがわざわざ車を止めて教えてくれた。本当に助かる。しばらくすると小さな商店の前で男性が飲み物を飲んでいる。中に入ってカフェ・コン・レッチェを頼み、水を買う。朝早いので8時位までは我慢するしかないと思っていただけに有り難い。
最初の町のバールで腹ごしらえにバナナを食べる。セルビア人のボブがいたので声をかける。昨日は公営のアルベルゲに10ユーロで泊まったという。こちらは21ユーロで場所はすぐ近く。チェックインが1時間早いのでそちらにしたのだが、公営が10ユーロとは思ったより差があった。
ブルゴスとその周辺都市を離れると道は「メセタ」となる。台地という意味らしいが、巡礼にとっては麦畑以外には何もない、そして日射しをさえぎるものの無い単調な道だ。今日はそのメセタが10キロほど続いた。そんな単調な道で、スペイン人の兄ちゃんが知っている日本語で「こんにちは」「さようなら」と声を掛けてくる。そして、もう一つ知ってる日本語を「のつづ」と地面に書くのだが何のことやら分からない。翻訳アプリのおかげで「つづき」だとわかった。あとで確認すると、日本のアニメ番組で覚えたようだ。恐るべし日本アニメ。
オルニジョス・デル・カミ−ノを出て10キロ、メセタの台地を頑張って歩く。流石に30キロは疲れる。20キロまでは問題なかったが、それを過ぎると足後は夕食までの裏に痛みが出てくる。限度のようだ。何とか午後1時前にアルベルゲに到着。チェックインをしたその場で生ビールとボカディージョを頼んで昼食。今日は後回しには出来なかった。その後でベッドに案内してもらい、シャワーと2日分の洗濯。後は夕食まで休憩。
お昼ご飯はきちんと食べたのに7時を過ぎると珍しくお腹が減ってきた。散歩がてらメインストリートをあるき、レストランを物色。雰囲気の良いお店に入った。3品の定食を頼む。前菜にパエリア、メインに牛ステーキ、デザートアイスクリームを頼んだ。ワインと水とパンがついていて14ユーロ
弱。とても美味しく、接客もよく、気に入った。この村は人口も100人に満たないらしいが、巡礼宿やレストランなどを充実させているように思った。
本日歩いた距離 31.6キロ
本日までの距離 313.4キロ(のべ13 日間)
サンチャゴまで 452.8キロ
本日の活動記録はこちら(YAMAP)
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