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サンチャゴ巡礼準備編 旅のお金
トラベラーズ・チェック
初めて海外旅行に行ったのはおよそ40年前。その当時、お金を持っていくのはもっぱらトラベラーズチェックだった。盗まれても再発行ができて安心感があった。あとは日本円の現金と行き先に関わらず米ドルを数万円ずつ。米ドルは米国以外でもそのまま受け取ってもらえることもあった。
トラベラーズチェックは安心だけど現金化するのが面倒だった。銀行の開いている時間が限られていて、パスポートを提示するので持ち歩く必要があり、一枚ずつカウンターサインをする必要がある。米ドル1000ドルを交換するのに、100ドルの金種のトラベラーズチェックなら10回のサインだ。また、手数料も馬鹿にならない。
クレジットカードとキャッシング
その後クレジットカードを使うようになった。ホテルやレストランでクレジットカードを使えば、現金はそんなには使わないようになった。最近では列車の切符もネットで購入したり、駅で切符を買うにもクレジットで済むのでますます現金を使わない。現地通貨は空港で数万円程両替しておけば、到着後のタクシーや交通機関、スナック、チップなどに事足りる。現金が心許なくなったら、ATMでキャッシングする。
ソニー銀行の外貨預金
サンチャゴ巡礼でも、今までと同じくクレジットカードを用意すれば事足りると思うが、毎日のように利用するアルベルゲや田舎の商店など現金が必要な所も結構あると聞く。そうなるとATMで現金をおろす機会も多くなり手数料も結構かかりそうだ。
巡礼の体験記を読んでいると、ユーロ建て預金口座を持ち、そこから引き出している人もいる。手数料が多少節約になるようだ。そこで先日SONY銀行に外貨預金口座を作った。いくら預金するかを考えた。1日50ユーロを使うと考えると40日で2000ユーロは必要だ。たまにはホテルやパラドールに宿泊するともっとかかる。また、巡礼後にも再度巡礼に挑戦したり、別の国に旅行することもあるかもしれない。そんなことを考え、巡礼2回分のユーロを預けることにした。残金には円預金よりも多少高い金利がつくし、ユーロのまま使うのであれば、更に手数料が発生するわけでもない。
Sony Bank WALLET
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ソニー銀行のカードSony Bank WALLETは2つの用途がある。自分の銀行口座からお金をおろすキャッシュカード。お店で品物を購入する際に使うデビットカード。デビットカードはクレジットカードと違い利用時点で即座に自分の口座から引き落としされる。また、キャッシングの際、外貨口座の残金が足りなくなった場合には日本円の普通預金口座から融通するというワザもあって便利だ。
外貨預金は預金保護対象外とか元本割れなどのリスクはあるものの、金額も限られており、投資ではなく外貨のまま使うつもりでいるので、問題はないと思っている。海外旅行が好きであれば、良いのかもしれない。
このマガジン、「サンチャゴへの道」を本にまとめました!