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サンチャゴ巡礼準備編 TGVと宿

サンチャゴ巡礼の飛行機の予約が済んだ。往路は関空発、パリ着だ。引き続き、パリから巡礼の出発地点、サンジャン・ピエ・ド・ポー(SJPP)までの手配をした。パリには朝早く到着する。その日はゆっくりパリに滞在しても良いが、今回は午後発のTGVでバイヨンヌまで行き、そこで1泊することにした。

フランスは5回目だが、実はパリ市内とベルサイユ宮殿しか行ったことがない。逆に言えば、パリ以外を見てみたい。数十年前の話だが、結婚式の司式してくださった神父が司馬遼太郎の「街道を行く 南蛮のみちI」に登場するフランスバスク出身の方だった。その文化や暮らし、言語について話を聞いていたので、バスクには興味がある。バイヨンヌにはバスクの博物館などがあるらしいので、行ってみようと思ったわけだ。

日程としてはパリに到着後、空港からバスでオペラ座行きのバスに乗り、オペラ座からは再びバスでモンパルナス駅まで向かう。空港での入国手続きや荷物のピックアップ、バス2本の乗りつぎと、時間はそこそこかかると思うがパリ到着からTGV発車まで4時間半あるので、ストでもない限り間に十分に合うだろうと思う。

TGVの予約はフランス国鉄のウェブページから簡単に行える。コロナ前、イギリス旅行で電車の切符をウェブ予約した時に驚いたのだが、時間帯などによって切符の値段が大きく変わり、時には半額近くなる。TGVも同様だ。夏はバカンスシーズンなので、少し早いけれど予約をした。飛行機と同様、e-ticketが発行され、それをスマートフォンで(オフラインでも!)表示できるようにしておけばOKだ。

宿の予約もした。バイヨンヌでの宿泊は駅前のホテル。翌日、朝からSJPPへ列車で向かうので、駅近のホテルを選んだ。そして、SJPPのホテルも市の中心に近いところを選んだ。巡礼の準備も色々とあると思うので、個室のホテルだ。ホテル予約はブッキングコム(Booking.com)で行った。巡礼中は私営アルベルゲを予約するのに大いに頼ることになると思う。


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