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いまなら

いまなら2回目

先月に続き、奈良に宿泊した。今回は還暦祝で妻が休みを取り、2人で宿を取った。先月は1人でビジネスホテルだったが、今回はならまちにある古民家を改造したホテル「NIPPOINA HOTEL」に宿泊した。NIPPONIAは以前、兵庫県の篠山で利用したことがある。コンセプトは同じだと思うが、日本的な家屋をリノベーションして快適に過ごすことができるように工夫している。

ビールと紅葉

初日はお昼頃に奈良に到着し、お昼ご飯を食べて、奈良公園を散歩してからチェックインすることにした。お昼ご飯は、地ビールレストラン「ならまちビール醸造所」でとることにする。奈良のクラフトビール目当に久しぶり2回目の訪問だ。初めての際にはビールとおつまみ程度だったが、ランチ用メニューも充実している。ピッツア・マルゲリータとフィッシュアンドチップスを頼んで2人でシェアした。ビールはレギュラーサイズを2種類いただいた。新製品も出ているようなので、全種類制覇にはまた来なくてはならないようだ。

地ビールレストラン「ならまち醸造所」外観
名前を忘れてしまった季節限定おすすめビール
フィッシュ&チップスとピッツア・マルゲリータ

ビールでいい気分になった後はゆっくり奈良公園に向かう。「ならまちビール醸造所」は猿沢の池から結構離れているため、奈良公園まではいい酔い覚ましだ。奈良も観光客が増えてきたとはいえ、以前ほどの賑わいにはまだ届かないようだ。そのため、鹿たちも、鹿せんべいを持っている観光客がいると、遠くからでものそのそと近寄っていく。
浮御堂、飛火野あたりを散策し、奈良に来た証として東大寺を訪問して、ホテルにチェックインする。

浮御堂のほとりで
奈良といえば大仏 現在柱くぐりはコロナのためできない

夕食と朝食

朝食、夕食ともホテルのダイニングでいただいた。もともと酒蔵であった場所を改装したレストランだ。夕食は地産の和のものを使ってアレンジした洋食で、ワインの用意もあったが、食事に合う日本酒をペアリングしてもらった。食前酒のスパークリン日本酒に始まり、合計4杯の日本酒だったが、ワイングラスになみなみと注がれたため、いい気分に酔いも回った感じだ。食事も見た目も美しい盛り付けで、滋味に溢れた美味しいものだった。

朝食は和食で、奈良の名物「茶粥」、その後の古代米?っぽい、雑穀米ご飯、とても品の良い粕汁に酒粕漬けの魚、だし巻きにおばんざい料理数品、というものだった。家内が作る粕汁は、「これでもかっ!」というくらい酒粕の量が半端なく、粕汁で酔ってしまいそうになるが、こちらの粕汁はほのかに酒粕が漂いながら、味は味でしっかりとしたものだった。今までで味わった中でも一番の粕汁だと感激し、おかわりも遠慮なくいただいた。

檜風呂

古民家を改装しているのだが、バスやトイレなどは最新のものが備わっている。お風呂は檜で、大人2、3人が同時に入れるのではないかと思うくらい大きい湯船で、1人で入っていると沈んでしまいそうだった。懐かしい檜の香りに癒される思いだ。

大きな湯船で全身が沈みそうになる

クーポンの使い道

今回も平日のため、1人3000円の地域クーポンが貰えた。2人で合計6000円。但し、チェックイン当日とチェックアウト当日の2日間の使用に限られるので注意が必要。翌日は柳生の里へのハイキングを予定していたため、使うのならチックイン当日しかないと思い、近所の中川政七商店へと向かう。神戸大丸にも店舗があるが、奈良のお店は品揃えも豊富。奈良本店限定商品もあるため、行く価値はあると思った。結局、おやつ類を買ったものの、クーポンは使いきれなかったが、夕食の際のお酒代に充てることができ、無駄にならずに済んだ。

柳生の里へ

翌朝は朝7時に起きて、8時朝食、チェックアウトで近鉄奈良駅のコンビニでお昼ご飯仕入れ9時に柳生の里に向け出発したが、これはまた別のお話へ…。

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