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六甲全山縦走への道(1)

2024年11月10日(日)に行われた六甲全山縦走・半縦走大会の半縦走に参加して、7時間25分で完走(走ってはいないが)した。思ったよりも記録が伸びて気をよくしている。全山縦走にも挑戦する気持ちが大きくなってきた。

ただ、全山縦走となると半端な気持ちでは完走できない。距離が倍になることに加え、六甲山頂辺りから宝塚まで下りが延々と続き膝にひびく。以前2度ほど宝塚まで降りたが、初めての時は膝が痛くなって、急遽サポーターをつけて、何度も休憩をした。山から市街地に入っても坂は急で容赦ない。

1年くらいかけて、全山縦走の準備を始めようと思い、昨日も自宅から摩耶山まで歩いた。六甲山系の西半分はかなりの回数を登っているが、摩耶山から東は比較的回数が限られているので、今後は摩耶山以東を意識して登るようにしたい。

さて、昨日の山行だが、神戸市営地下鉄妙法寺駅で昼食を買い込み、高取山からスタート。曇りがちの天気で、気温も急に下がって風も強かった。しばらく歩くと体温が上昇するからと、薄手の長袖Tシャツ一枚で登った。時折、雨がパラっと一瞬降り、レインウエアを着るまでもなく止む、ということが数回。

まずは高取山から
紅葉が近ずく(鵯越から菊水山へ向かう途中)
鍋蓋山

菊水山ではお昼ご飯休憩、鍋蓋山でも小休憩をしたが、山頂は共に風が強く、肌寒さを感じた。体感で10度を切っていたと思う。汗冷えをしないように休憩も短時間で切り上げ、市ケ原から摩耶山へ向かう。

このコースを歩いて気がつくのは、摩耶山の辺りでは外国人のハイカーが多いこと。もちろん須磨アルプスでも外国人に出会うことはあるが、それに比べて数が多いと思う。昨日もすれ違ったハイカーの5組が外国人だった。六甲山での登山は元々外国人居留者が先駆者で、日本人はその姿を見て、登り始めたというのもわかる。

市ケ原からおよそ1時間半をかけて摩耶山に到着。菊水山、鍋蓋山よりも山頂の標高は高く、風もビュンビュンと吹いていて、寒い。ロープウェイで景色を見に登ってくる観光客はしっかりとダウンやコートを着込んでいる。薄手の長袖Tシャツ一枚では流石に寒すぎ、ウール混の長袖Tシャツとフリースに着替え、自販機で買ったホットココアで暖まった。

摩耶山頂の掬星台 空気が澄んでいて遠くまで見渡せた

暑くなかったので、体力の消耗も比較的少なくすみ、1日経っても疲労は溜まっていない。本格的な冬になる前にあと何回登れるだろうか。次は六甲山を目指したい。

摩耶ロープウェイと摩耶ケーブルで下山する
バスで三宮に到着後はいつもの阪急オアシスで一杯

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