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サンチャゴへの道 巡礼24日目 【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへの道」へようこそ。今日はサンチャゴまで残り200キロを切ります。

本日の行程  ポンフェラーダ → ビジャフランカ

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  ビジャフランカ 晴れ
最低気温18℃ /最高気温33℃

数日前までは午前中はそんなに暑くは感じなかった。でも、ここ数日は日が昇るとすぐに暑くなってくる。今日は日本ほどではないが、久々に汗で背中がびっしょり濡れた。朝は早くに出発して、日中に歩くのを避けようと思う。

 ポンフェラーダの朝

巡礼路に小さな町が短い間隔で連なる。この地域の教会は朝早いのにも関わらず、開いている。どこも年配の女性が番をしており、頼めばスタンプを押してくれる。お陰で朝のうちだけで、3つの教会に入ることができた。

教会に立つマリア像
コロンブリアノスの教会
道標
時計塔

町中を歩いていると、タブレットを手にした女子学生が近づいてきて、調査に協力するようと言う。一緒に歩きながら、5分程度カミ−ノに関するアンケートに答える。学校のレポートにでもするのだろうか。アンケートが集計され、それが巡礼路の整備に活かされているのかもしれない。

今日は道にぶどう畑が増えてきた。久しぶりに見るぶどうは色が濃くて、リオハの白いものとは種類が違う。ビジャフランカは「フランスの村」とい意味だが、ワインと何か関係があるのだろうか。ワイナリーも結構あるようだ。

両側にぶどう畑が広がる
ついに200キロを切る
蛸専門レストランの店先
昔のワイン製造方法の屋外展示
車道から離れた山道は巡礼路らしい

お昼頃にビジャフランカに到着。目当てのアルベルゲがオ−プンするのに30分以上あるので先にご飯を済ませる。巡礼路に面したバールでジョッキの生ビール(スペインでこの大きさは初めて)とボロ−ニャ風スパゲティのランチ。

宿は橋を渡ったところにある
宿泊したアルベルゲ

ほろ酔い加減でアルベルゲに到着。1泊13ユーロ。有難い事に、ロビーに無料のコーヒがおいてある。洗濯物を託せば、3ユーロでしてくれ、後で知らせると言われた。でも、生ビールのお陰でベッドで気持ち良く寝ていたので、洗濯物は物干しにほしておいてくれていた。親切に感激する。後でお礼を言いに行った。このアルベルゲはロケーション以外の評価は満点。さもありなん。

 歴史地区を橋から見渡す

5時過ぎに散策と買い物に出る。教会、修道院を見学する。そのうちの1つサンチャゴ教会には、「赦しの門」がある。サンチャゴまで到達するのが難しかった昔、病気などで途中で断念せざるを得なかった人が、この門を通ることで、サンチャゴへ到達したのと同様、赦免を得たらしい。現在では聖年の大晦日の30分ほどしか開かないらしい。

 サンタマリア教会
 聖母子像 天使が面白い
フランシスコ修道院
要塞
サンチャゴ教会
 赦しの門

明日の食料や水を買って、一旦宿に戻る。8時前に夕食に出かけるが、定食は多すぎるので、オ−ドブルとワインを頼んだ。スペインのスパ-クリングワインが欲しいのだが、ウエイターに通じない。今まで他の人が飲んでるのも見たことがない。一般的ではないのかもしれない。念のため、スペイン語を調べると、vino espumosoと出てきた。cavaと言っても通じないのかもしれない。次はvino espumosoを使おう。

 前菜はハムとチ−ズのみで期待はずれ

明日は最後の難関、オブレイロ峠。手前で一旦泊まるか、テッペンで泊まるか、或いは越えてしまうか、思案中だ。

本日歩いた距離   24.2キロ
本日までの距離 585.6キロ(のべ24日間)
サンチャゴまで    180.6キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)


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