結婚という責任
ここ数年毎年のように報道される芸能人の不倫騒動を見て感じた事がある。不倫するくらいなら最初から結婚するな。結婚してから生活が変わるのは当たり前。それでもたった1人の相手をパートナーとし一生添い遂げると誓うのが結婚ではないのか。事実婚というものも増えている中で、わざわざ制約の多い結婚をするのだから、お互いパートナーと誓い合った添い遂げるという責務を果たす覚悟が必要なのだ。
相手の両親の介護等も引き受けられるのか。何かあった時相手の為に自分の全てを投げ出せるのか。年老いた時介護で相手のおむつを交換できるか。ボケて自分の事を認識できなくなったとしても相手を愛せるのか。現代の人々はここまで考えて結婚しているのだろうか。女性が子供を授かったら、優先順位が子供1番になったとして男性は同じように子供と相手の女性を愛せるのか。ここまで考えていないならば結婚なんてしない方が良い。中途半端に子供が欲しい、嫁が欲しい、旦那が欲しいという考えで、何歳までに結婚したいなどと言ったエゴでわざわざ法に縛られる必要はないのだ。
結婚し、生活が変わり自分が思っていた物と違うとなれば離婚すれば良い。バツがつく事を恐れる人は、そのバツは中途半端な覚悟で結婚した自分への罰として一生背負う物だと認識した方が良い。逆にバツを負う事を何とも思わない人は好きにしたっていい。ただし、家庭を顧みれなくなる程好きになる相手ができてしまったら、自分の覚悟の甘さを知った上できちんと責任を負うべきなのだ。
不倫は結婚への覚悟の甘さが原因だと考える。そうでなかったら嫁や旦那の他に好きな人ができてしまった時点で落とし前をつけるはずだ。自分のパートナーへそれを告げる覚悟もないやつは最初から何の覚悟もなってないのだ。
不倫してしまうくらい好きな人ができることは悪ではないと思う。仕方のないことだ。だがそもそも論そういう可能性があるやつは最初から結婚するなと言いたい。この不倫騒動がなくならないあたり、世の中の人々はもっと結婚について重く受け止めるべきだと私は思う。
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