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Day9:夫が万バズして人格が変わってしまった話

#書く習慣1ヶ月チャレンジ
#1ヶ月書くチャレンジ

『最近泣いたこと』

夫と出会って10年以上たちますが、彼は昔からスマホ依存症でした。

一緒に過ごしている時間でも常にスマホを見ていて、それが原因でケンカになったことも何回もありました。

それでも浮気や暴力はしないし、子どもの世話や家のことも大体はできるので、最近はもうどうでもよくなっていました。
食事中などはさすがに、子どもへの影響もあるので言いますが。

そんな今日この頃、夫が趣味のイラストをX(旧ツイッター)に投稿したところ、いわゆる「万バズ」をしたそうです。

よっぽど嬉しかったのか、止まない通知を切ることもなく、ニヤニヤしながら何回も何回も、何回も何回も、何回も何回も、スマホを確認しています。

イラストは人気漫画の二次創作で、女性キャラ同士のエロです。
その内容自体は本人の趣味なので特に何も言うつもりはないのですが、イイネの数にそこまで影響を受けている姿が滑稽で、こちらが恥ずかしくなって直視できない日が続きました。

もともと自分に自信のあるタイプではないので、承認欲求は人一倍強いのだと思います。

彼の頭の中は、今まで以上にイラストやXのことでいっぱいになっていて、夜も2時くらいまで起きて作業し、翌日は寝不足で子どもにあたったり、何時間も昼寝をして何も手に付かなくなったり…

私のほうも、ダサい…キモい…と本人には直接言えないような感情ばかりに支配され、自分の事が嫌になってしまいました。
それでも夫は万バズの味が忘れられず毎晩イラストを描く。私はこうなりたくない、子どもにはこうなって欲しくない、という状況が続く。

インターネットとの付き合い方は本当に難しいです。
こういう風に周りが見えなくなってしまう事が怖いから、子どものスマホや動画鑑賞、ゲームを制限したくなるんです。

趣味はとても良いもので、好きなことは好きでもちろんそのままで良いし大事にしてほしいのですが。
顔も名前も知らない人の評価に一喜一憂するより、もっと大切なものがあると思うのです。

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