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バイト12個辞めた私が、3年続けた仕事で気づいたこと

私は自己紹介の記事に真面目だと、自分で書いたけど、自称真面目だとおもう。
というか不真面目だと思う。

なぜなら、大学時代のアルバイトは4年間で12個くらいして、飛んだのは5個くらいあるから。

仕事に対して、責任感がなく、仕事で怒られたり
『あ、向いてない』と思ったら、すぐ辞める。

大学時代はこれが癖になってしまっていた。

続ける努力はしなかった。

ネットで「アルバイト 辞めた」などのキーワードで検索して、「アルバイトなんてすぐ辞めていい」という自分に都合がいい書き込みをみては安堵していた。

周りの友達はちゃんとアルバイトを続けていたので、私が友達にアルバイトをすぐ辞めたことをいう時は、怒られはしなかったけど、呆れられていたと思う。  

なぜバイトを辞めるのか


なぜバイトをすぐ辞めてしまうのかについて考えてみたら理由が何個か見つかった。

①仕事となるとテンパる、要領の悪さ
私は仕事となると、緊張しまくりで簡単な作業もテンパってしまう。し、元から要領が悪いので
作業も遅いし、不器用で雑になってしまう。

何につけても自信がなく、心配症なので、『あーできなかったらどうしよう』『やばい』ばかり考えて、案の定何かしらやらかす。

そしてミスすればするほどオドオド、緊張してバイト仲間に怪訝がられ浮いていく。

②すでに出来上がっている人間関係に1人飛び込むのが怖いコミュ障
私は元から内気でコミュ障なので、周りに馴染むのに時間がかかる。

プライベートだと自分から話しかけに行くのだが、仕事となると、①に書いたようにミスすることで萎縮してしまう。
また、なぜか昔から上の立場の人に対して恐怖感があるので、極度に緊張する。

③そもそも責任感がない
私はなぜバイトをたくさんしたかというと
自由に使えるお金が欲しかったから。
そのお金欲しさにとりあえずバイトをした。
しかし、お金をもらえるという結果のことばかり
考えて、「労働したからお金をもらえる」という
過程を考えていなかった。
だからバイト中はフワフワした気持ち、『行けばいっか〜』的な気持ちだったと思う。

自分に合うバイトの特徴


だが、『私は自分に合うバイトはあるはずだ』と
いろいろ彷徨った結果、自分に合うバイト先の特徴を見つけた。

1.オープニングスタッフで募集してる場所
出来上がった人間関係がないからそんな萎縮しないでコミュニケーションがとれる。
みんな最初からできていないから自分が少しでも出来ていると居場所が生まれる。

あと最初に研修がある。
研修があると、細かいところも教えてくれたり
するし、出来ない前提で働けるから気が楽。

2.インド人とかアジア系の外国人が働いてる場所(インドカレー屋さんなど)
一緒に働いているインド人は仕事中携帯で電話してた。常にインドカレー作りながら家族と楽しそうに話していた。

こんなゆるく仕事していいんだと思った。
その人が作るカレーは美味しかった。
わたしがなにかでミスしても、いいよいいよと寛容だった。

また外国人で日本語しゃべれないから、無理して話す必要がなかったのも楽だった。

3.自分よりできない人がいる場所
本当にこういうことは書きたくないけど
自分より緊張しいでおっちょこちょいな感じの人がいたら、自分は安心する。
でも周りの奴らは、私ではなくその人をターゲットというか、浮かせる雰囲気にしてくるから
できない気持ちがわかる私は胸糞悪い。

この3つが揃っていたらなんとか続いていた。

就職への恐さ


でも、私はこの辞め癖をずっと悩んでいた。
就活の時期は、『仕事続かないから就職してもすぐ辞めてしまう』、『要領悪いからまた人間関係浮いてしまう』ことへの恐怖と、自信のなさでめっちゃ病んでいた。

病みすぎて占いとかに頼ってばかりいて、友達にも怖がられていた。

『ずっと悩んでばかりいたら就職できない』と、就職しないことへの恐さが勝った私は、なんとか踏ん張って、地元の企業で、『なんかここの人たちは優しそう!』という雰囲気のところに応募した。

そうしたら運良く採用された。

新卒で入ったので、まず半年ほどちゃんとした研修があったし、同期も数人いて、仕事の不安とかに共感してくれる仲間がいた。

特に怖い上司もいなくて、業務も自分に合っていたと思う。

しかし、転勤に伴う環境変化のストレスで、体調不良で鬱になり2年9ヶ月で辞めることにした。

でも、バイトで何個か飛んだこともある私が、1個の会社を約3年も続けることができた。

また職場は本当に、相性であるとわかったので
自分だけを責める必要はないかなとも思う。

真面目でいい


なぜ、自己紹介で「真面目」と書いたのかは
結局こうして何かに記すことで、ちゃんと振り返ってるし、辞め癖に対して考えすぎたけど、向き合ったから、真面目と書いてみた。

真面目に考えるから、常に病んだり落ち込んだりしているのかもしれない。

あるYouTubeで、「ほんとは不真面目なのに、真面目なフリをしてて、本来の自分とは違うからキツい」という内容の動画を見た。

私もこれに当てはまるのかな〜と考えたけど、
真面目で考えすぎる自分もなんだかんだ不器用に生きていってるし、なんか人間味があるから、まだ自称真面目を名乗っていこうと思う。 

結局は自分がどうなりたいか、どういう将来を築きたいかも漠然とでいいから考えて決めていくのも大事かなと思った。

仕事を続けていく努力も、もちろん大事なのはわかってるけど、『その努力ができる!』と思える環境に、甘い考えかもしれないが出逢いたい。

これから仕事を探すにあたって自分と相性がいい職場に出会えるといいな!!




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