「眠れぬ夜はケーキを焼いて」
微熱さんのブックカフェでいただいてきた「眠れぬ夜はケーキを焼いて」。読んでみました。
コミックエッセイというジャンルになるんですね。コミックエッセイなら具合が悪くても気楽に読めそうで良いな。
お菓子ばかり作る話かなと思いきや、片付けの話や、お豆腐を使った軽食など、自分をケアするネタがたくさん。優しい絵と優しい語り口で、安心して読める。
ちゃんと春夏秋冬があって、それにあった手間がそこまでかからなさそうな一品が、載っている。お菓子は材料も必要だし、手間もかかるけれど、なんとなくできそうな気がしてしまう。
コミックエッセイなので、本当に読みやすく、わりと早く読み終えることができる。ぐったりしたときに、ページをパラパラみるだけでも癒されると思う。
読めないときに読む本かもしれない。
自分に優しくしていいんだよ、って囁いてくれるような本かな。
自分にやさしくとか、自分を大事にって、案外日常的なもので、食べたいものを食べたい時に食べるとか、身の回りを少し片付けるとか、疲れたら早く寝るとか、そういった行為の積み重ねかもしれないな。
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