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エゴン・シーレ展
友達が激推しの「エゴン・シーレ展」に行ってきました。芸術新潮の特集も読み、若干予習して挑んできました。
素直にこの展覧会、よかったです。私は、友達に教えられるまで、エゴン・シーレを知らずでしたし、この時代のウィーンの芸術についてクリムト以外まるで知らなかった。
いろんな画風があってとても楽しめる。個人的に気に入ったのはオスカー・ココシュカだ。迫力があって、ちょっと偏屈さを感じるような個性的なタッチ。
ウィーン分離派の作品をもっとみてみたいな、と思いました。
もちろんエゴン・シーレの作品も文句なし素晴らしい。このウィーン分離派の中でも傑出しているように思う。ドローイングがすごい。色彩がすごい。この語彙力のなさよ。すごい、以外の語彙力を手に入れたい。
ドローイングはこれだけの線で、まるでその人の人となりまで分かりそうな、とても個性的な後ろ姿だったり、足だったりが印象的でした。
「ほおずきの実のある自画像」は有名かと思いますが、もちろんこれも素晴らしかった。個人的には「抒情詩人(自画像)」、「啓示」が良かった。「抒情詩人」は特に人間の肌の色の表現が面白く、ここに青を置くのか、など色使いの発想も面白かった。
風景画のところは唯一写真を撮っても良いと言うことで、少し撮ってきました。
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個人的にはシーレの才能を認めたクリムトの作品ももう少し見たかったな、とも思いますが、全般的にとても良い内容でした。満足満足。
休みの日に行ったからかもしれないが、朝に行ったものの人は多く、終始混雑した中での鑑賞することに。エゴン・シーレの生涯をまとめたところは人だかりがしていて、予習して把握しておいて良かったかなと思いました。
最後の物販はとにかく混んでいて、レジまで行列がすごかったので、時間は余裕を持っていた方がいいと思います。
人が多く、見終わったらもうぐったり疲れる感じでしたが、もう一回行ってみても良いかな、と思える感じでした。
東京都美術館は、4月末から「マティス展」をやるようで、こちらも楽しみです。