蔡國強 宇宙遊「原初火球」から始まる
国立新美術館の蔡國強宇宙遊「原初火球」から始まる展に行ってきました。
サンローランがバックアップしての展覧会で、てっきりサンローラン展と同時開催かと思いきや、蔡國強が先に始まるということで、行ってきました。
正直に言って、現代アートはよくわからない。
蔡國強は、紙の上で火薬を爆発させ、それで表現するという変わった表現方法をとっている。
そのほか屋外で、火薬を使い、空に向かって梯子をかけるものや、蔡國強が長く交流のあるいわき市で行った桜をイメージしたインスタレーションなども行っている。
その様子もこの展示で見ることができるが、生で見たら、煙や火薬の匂い、火薬の弾ける音などもあって、さぞかしすごい迫力だったろうな、と思う。
紙にその時の火薬などの加減によって偶然できたものを自分の表現とするなんて、奇想天外だな、と思いつつ、楽しんで見れました。
解説を読まなければ、まあ、ほとんどわからないのですが。
展示室は部屋に区切られておらず、ぶち抜きの大きな一つの部屋になっていて、展示室に入った時の風景は圧巻で、のびのびとした気持ちになった。
分からなさすぎて、かえって作品を見るわくわく感があって、個人的には好きな展覧会でした。
現代アートはわからない。本当に。でもとても楽しめるものだと思う。
少しでもわかりたいと思うので、美術史も勉強したいな、と思いました。