加茂 啓太郎

ウルフルズ、氣志團、ナンバーガール、スーパーバタードッグ、ベースボールベアー、Art-…

加茂 啓太郎

ウルフルズ、氣志團、ナンバーガール、スーパーバタードッグ、ベースボールベアー、Art-School、フジファブリック、相対性理論、Mrs GREEN APPLE等を発掘、育成。 クリトリックリス、寺嶋由芙、フィロソフィーのダンスをプロデュースしました。

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最近の記事

微睡の世界VOL.17 クラウド・ファンディングが好きなんです。

先週から僕がプロデュースする文坂なのの80’S女性アイドルのカバー・アルバムのクラウド・ファンディングを始めました。お陰様でスタートから数日で目標の70%を超えました クラウド・ファンディングは素晴らしいと思っています フィロソフィーのダンスでも2回やってご協力もあり目標を大きくクリアして大成功でした まず、銀行からお金を借りなくても事業が始められるって経済の革命だと思いませんか? 次に、クラファンの良い所は利益を上げるのではなく、あくまで志のために資金の集める行為な

    • 微睡の世界VOL.17、日々の徒然です

      8月18日 女性アイドル・グループのRAYの企画で渋谷クアトロ、対バンがdowny、MO’SOME TONEBENDERというオルタナティブ・ロックのベテラン勢、 RAYのアルバムに彼らが参加、楽曲提供をしているというのがジョイント・ライブの理由です。 音楽が村化している昨今、自分の好きなジャンルしか興味がない(知らない)という音楽ファンが多くなっている昨今、異ジャンルの対バンは残念ながらリスクが大きいのですが、この攻めたブッキングは素晴らしいと思います。 女性アイドル

      • 微睡の世界VOL.16,素晴らしきモダン・ポップの世界について

        どんなジャンルの音楽が好きなんですか?と聞かれる事が多いのですが、 僕の持論では、どんなジャンルでも、そのジャンルで名盤とされているアルバムは、ジャンル関係なく素晴らしいと思ってます。 ヘビーメタルもそんなに聞かないですが、ジューダス・プリーストとモーターヘッドの代表作は半年に1回は聴きたくなりますね。 ハードコア・パンクもあまり聴くことはないですが、G.I.S.Mとディスチャージは1年に1回くらいは聴きたくなります。 イタリアのプログレッシブ・ロックというのは70年代

        • 微睡の世界VOL.15、日々の徒然です。

          8月4日 マイナマンドが学芸大学メイプルハウスでアフターパーティ的なライブ。イベントで出てくれて気に入ってくれたそうです。 オーナーの愛犬がいつもいるのですが、それが特に出演女性アーティストに人気なんです(MaNaMaNaちゃんとか持って帰りそうな勢いでした) その犬に会いたいから、そのライブハウスに出たい!なんていうのも良いですよね。 今や武道館アーティストになったiriもここに出ていたんですね(Mrs GREEN APPLEも赤い公園もBaseBallBearも出ていま

        微睡の世界VOL.17 クラウド・ファンディングが好きなんです。

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        • I LOVE MUSIC
          1本

        記事

          ミュージシャンのカウンセリングやってます

          ミュージシャンのカウンセリングを始めているのですが、喜んでいただける実感を感じています。ジャンルもバンド、シンガーソングライター、あるいはアイドルまで幅広く受けてもらいました。色々な出会いもあって面白いのでもっと多くの人に受けて欲しいと思い、カウンセリングをして感じた事やどういう事を話すのかもっと詳しく書いてみたいと思います。 ミュージシャンというのはライセンスがある訳でもないし、客観的に測れる能力ではないので、良し悪しの判断が難しいです。 どうやれば能力や才能を伸ばせるか

          ミュージシャンのカウンセリングやってます

          アンジェリーナ1/3が最高だという件

          彼女はガチャリック・スピンというバンドのボーカリスト(公式にがボイス・パフォーマーという事になっていますが、伝わりづらいので、ここではこの肩書きにします)が最高なんです! 彼女は現在22歳、東京の下町出身で在住。日本人の父親とスペイン人とフィリピン人のハーフの母親の間で産まれました。なので1/3なのですが(個人邸にはハーフとい言い方がネガティブなのでという考えもあるので僕はトリプルの方が良いと思ってますが) 高校生の時に学園祭に出演したところ、新メンバーを探していたガチャ

          アンジェリーナ1/3が最高だという件

          マイナマインドの素晴らしさについて

          彼女から音源を作ったんです。と曲のデモ送られて来たのは2021年の春頃だったと思います。歌とダンスは素晴らしいけれど、曲は作らないと思っていたので驚きました デモのやり取りをしているうちに曲としては悪くないけれどオリジナリティーには欠けると思っていたのですがデビュー曲の「鬼でもない」のデモを聞いた時には彼女のオリジナリティーが花開いと思いました。 歌詞も終わっていく恋愛への諦めと郷愁を風景描写を交えながら描くというなかなかの物だとも思いました。 それからは彼女のデモをも

          マイナマインドの素晴らしさについて

          微睡の世界VOL.14 日々の徒然です

          7月1日 アニメ映画「ルック・バック」を見る。これは今年劇場で見るべき1本ですね 問題があるとしたら57分は短すぎです。もっとこの世界のはまっていたいです。 声優文化というのは日本で発達して独特の文化だと思うのですが、語弊を恐れずの言えば声優というのはルックスは劣るけれど、声の演技が優れている俳優がなるというものだったと思うのですが、今は声優は声はもちろん良い、ルックスも良い、歌も歌えて、なんなら踊れるというスターになるには最もハードルが高い物になっていて、なんだかなぁとお

          微睡の世界VOL.14 日々の徒然です

          微睡の世界VOL.13 VOWWOWのライブを34年ぶりに観た!

          先日、VOWOWOWのアルバム「Beat of Metal Motion」の発売40周年記念、ドラマーの新美俊宏さんの一周忌追悼でのライブを川崎クラブチッタに観に行きました。(2デイズ即完売!) キーは当時のままでシャウトしまくる声量おばけの人見元基さん、ハードにそしてゲイリー・ムーアに「君のギターはシルクのようだ」と言われたという山本恭司さんのギター、ミニムーグ、ハモンドオルガン、ショルダー・キーボード、メロトロン(まさか実機ですか?)とビンテージ・キーボードを引きまくる厚

          微睡の世界VOL.13 VOWWOWのライブを34年ぶりに観た!

          微睡の世界 VOL.13 日々の徒然です

          5月20日 三軒茶屋でももすももすちゃんと打ち合わせ。彼女と色々面白い事が出来ればと思って、最近良く会ってます。 70曲以上 アレンジまでされたデモがあるそうです。ルックスで逆に損しているかもしれないです。 某アイドル・グループの楽曲提供で作家の旧知のミュージシャンと打ち合わせ、ある曲のカバーをやろうと提案したのですが、最初は半信半疑だったのですが、だんだん盛り上がってくれて良かったですです。 かなり画期的なものになると思うのでお楽しみに。 渋谷で打ち合わせ、ペッパー

          微睡の世界 VOL.13 日々の徒然です

          微睡の世界VOL.12 山川恵津子という音楽家について

          山川恵津子さんは70年代後半から活動する作編曲家で1986年に小泉今日子の「100%男女交際」でレコード大賞の編曲賞を取り、現在までに1000曲以上のアレンジや多くの作曲を行い、今も現役バリバリで活動しています。 日本、いや海外でも女性のアレンジャーという方はあまりいないように思います。日本では菅野よう子さんくらいでしょうか(赤い公園の津野米咲の不在が悲しいですが) 僕は2020年に音楽評論家の吉見佑子さんに興味あれば紹介するけど、と言われて僕はもちろん存じ上げているので

          微睡の世界VOL.12 山川恵津子という音楽家について

          微睡の世界VOL.11 日々の徒然です

          何をしているのか自分でも説明しづらいので近況報告を日記形式で書いてみたいと思います。 4月22日 フリーランスになってから毎朝、9時半くらいに起きて用事がなければ午前はメールLINEの確認、返信。SNSをチェックして 何か面白いアーティストが出てくるまでtiktokを見て、脳トレのためにやっている英会話アプリ「スピークバディ」をやるのがルーティーンなんです。 もう14年通っている中目黒のtikroという美容院にカットとカラーに行く、ここの木戸さんとは年に4~5回会うことに

          微睡の世界VOL.11 日々の徒然です

          微睡の世界VOL.10  でんぱ組.incが今の僕を作った件

          でんぱ組.incが解散を発表しましたね。 僕の音楽人生は彼女たちに出会わなければ今の僕なないんです。 フィロソフィーのダンスを立ち上げたり、寺嶋由芙をプロデュースする事もなくマイナマンドとの出会いもなかったと思います。 なぜ彼女達だけが僕にとって特別だったかを書いてみたいと思います。 僕は世代的に天地真理、南沙織、山口百恵、キャンディーズ、ピンクレディー、中森明菜、松田聖子、おニャン子クラブ、モーニング娘、ももクロ、Perfume、AKB48とアイドルという概念が出来たの

          微睡の世界VOL.10  でんぱ組.incが今の僕を作った件

          微睡の世界VOL.9 宮藤官九郎さんについて

          色んなミュージシャンを発掘してきた僕なのですが、ミュージシャンではない才能も一人見つけているんです。 それは最近ドラマ「不適切にもほどがある」の脚本で大バズりしている宮藤官九郎さんです。 彼との出会いは90年代の頭頃、下北沢界隈で小劇団ブームというのが起こり、色々観に行っていました。 その中で大人計画というのが面白いという噂を聞き、下北沢小劇場に93年2月「セックス・キングダムという舞台を見て「こんな面白いものは人生で見たことがない」というほどの衝撃を受けました。 今でこそ

          微睡の世界VOL.9 宮藤官九郎さんについて

          微睡の世界VOL.8 寺嶋由芙デビュー10周年に寄せて

          遅くなりましたが、寺嶋由芙ちゃんがソロ・デビュー10周年おめでとうございます。 僕が関わっていない曲もいくつかあるのですが、ほぼ全曲デビューからプロデュースしてきました。 個人的にも一人のアーティストを10年間関わっって来たというのは他にないです。 10年というのはなかなかの時間だと思います。 ちなみに2014年のTIF 出演者です http://www.idolfes.com/2014/line-up/ 今も定期的に活動しているアイドルは3%くらいでしょうか? 彼

          微睡の世界VOL.8 寺嶋由芙デビュー10周年に寄せて

          微睡の世界VOL.7 ザゼン・ボーイズの「らんど」について

          ザゼン・ボーイズのニュー・アルバムが12年ぶりにリリースされましたね。解散や活動休止を経て10年以上リリースが空くケースはスティーリー・ダンとかありますがライブ活動は止まらずやっていて、これだけの期間リリースがないというのが世界的にもないと思います。 待った甲斐があったというか、これは日本のロックの大傑作アルバムだと思いました。 向井秀徳君と初めて会ったのは1998年1月、今は無き溜池の東芝EMI第3スタジオのロビーでした、その時の彼が僕に向けた疑い深い視線は今でも覚えて

          微睡の世界VOL.7 ザゼン・ボーイズの「らんど」について