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生を味わい尽くす


「花語らず」

花は黙って咲き
黙って散っていく
そうして、再び枝に帰らない
けれどもその一時一処に
この世のすべてを托している
一輪の花の声であり
一枝の花の真である

柴山全慶老師

私の生きる目的とはなんなのか
考えてみる。

ただそこに在るということ。
そこに在るだけで喜びである。

芳しい花の香りを
花は意識して出しているわけではない。

美しさを意識しているわけではない。

そこに存在するだけで

他者を癒し喜びへと繋がる存在。

花の香りが表現であるのなら
生きることでどんな表現を私はする?

誰とも比べることなく、私という生を味わい尽くせば良い。

今私は何をしたい?
どう生を味わい尽くしたい?












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