2022春アウター特集⑤
⑤Vintage(Vintage Shop / Laboratory )による、2022春アウターのご紹介記事です。今シーズンにオススメの⑤点から、この記事ではマクレガーのナイロンブルゾンを主役にしたコーディネートをご紹介いたします。
マクレガーはおなじみのアメリカブランドですが、日本では60年代からライセンス契約が結ばれているようです。ライセンスというとあまり良いイメージを抱かない方もいらっしゃるかもしれませんが、アパレル黄金期に作られたライセンスものは、むしろ現代のファストファッション以上のクオリティのアイテムも多いと思います。
こちらは本当にシンプルで、なんでもないブルゾン。なんでもないというのが良くて、ビッグシルエットでもなく、レディースのジャストサイズ。だからこそいろいろなボトムとコーディネートできます。
色も品の良いモカブラウンで、大人っぽいところがおすすめです。
そしてもう一つの主役がこのカーキ色のレノマの巾着型バッグ。
レノマもまた、日本の商社がライセンス契約で様々なアイテムを展開していました。それゆえに、ブランドイメージが毀損してしまった印象もありますが、80年代の最盛期に作られたバッグのシリーズは、改めてデザインも作りも良くできています。5Vintageでは、主にmade in parisの、renoma parisというタグがついたバッグを扱っていきたいと思います。
renoma parisの中でもこのVoyageというシリーズ、小さなリーフレットが付いていて、手のひらに収まる小冊子から、当時のムードやブランドストーリーが溢れてくるのが嬉しいのです。
三角のプレートやカーキの色も素敵だし、角スレも全く見られずほぼ新品のようなコンディションなので、ぜひ注目してみてくださいね。
盛りだくさんになってしまいましたが、デニムは私たちが大好きなブランド、LANCELのテンセル素材のデニム。夏も履ける素材で、ポケットにはゴージャスな刺繍が入っていたり、フロントのベルトループには馬具のような金具の飾りが付いていたり、細部まで凝っています。
足元は軽やか且つラグジュアリーに、セルジオ・ロッシの薔薇モチーフヒールを合わせました。
シンプルなブルゾンと、80年代に大人気だったレノマやランセルの魅力が少しでも伝わったら嬉しいな、と思います。
気になるアイテムがあれば、ぜひ商品詳細ページでいろんな角度からご覧ください。