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噺家の手ぬぐい 橘右橘

昨年暮にお亡くなりになられた寄席文字橘左近師匠のお別れの会が二月に行われ橘流ご一門、大勢の芸人や関係者が集まり玉の輔も出席。その時、橘右橘師匠から「コレ、持ってないでしょ?」といただいた手ぬぐいを今回ご紹介します。

昨年行われた『紀伊國屋寄席 第七百回記念』『三越落語会七十年』手ぬぐいです。どちらも右橘師匠の寄席文字で書かれたモノ。出演者の名前と大きな『壽』。やっぱりプロの手ぬぐいはバランスが抜群ですねェ〜。紀ノ國屋寄席には林家正楽師匠の名前も…涙。。。
1964年(昭和39年)より60年続く『紀伊國屋寄席』と更に古く1953年(昭和28年)に発足した『三越落語会』、どちらも歴史ある落語会です。
どちらも手掛ける右橘師匠は青山学院大学の落語研究会出身で現在は三遊亭小遊三師匠や五街道雲助師匠をマネジメントなどをする大有企画の代表取締役で、その以前はウチの師匠小朝のマネージャーもしていました。
寄席文字だけではなく勘亭流でも荒井三鯉の名前を持ち三禮勘亭流主宰。みんなお世話になってます。

そして兄弟子でもあった左近師匠の『橘流寄席文字 橘左近を偲ぶ会』が5月31日(金)新宿末廣亭余一会で行われます。ご興味ある方は是非。

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