カブという乗り物が好きな話
今回はカブを好きになった話をします。
カブといえば、郵便や新聞配達などの乗り物のイメージが今でも根強いですよね。
正直、バイクってカッコイイのに乗りたいじゃないですか。
カブに乗る選択って少ないと思うんです。
カブに乗ってたら『なんでカブなん?』ってよく言われますしw
自分もしっかりとした回答をもってないから『なんでやろな~』って
20代前半にリトルカブを買った話
レトロなバイクを探していて、たまたま、水曜どうでしょうの原付シリーズを見る。見終えたら選択肢はカブしかなかった。
当時は金もないので新車は断念。
黒色のリトルカブを探してましたが数も少なく予算と合わず…
タスマニアグリーンメタリックという如何にもおじさんが乗っているような色なら程度も良く安いということで購入。
思いのほか気に入りました。
排気量が50㏄なので遠出する勇気もなく、ほぼバイトの行き帰りでの使用のみで、車を乗るようになってからはリトルの出番はなくなってしまいました。
コロナ渦で免許を取る
電車通勤するのが嫌になり、免許を取ることに。
電車だと1時間20分くらい。バイクだと頑張れば1時間。
事故ったら怖いけど、免許やバイクが欲しくなってしまった。
スーパーカブ110(JA44)
スーパーカブ110を購入。リトルカブをボアアップして乗ろうか考えましたが安全面で現行を選択。
大げさかもしれませんが50㏄から110㏄になり世界が変わりましたね。
快適すぎて、びっくりです。
もっと早く免許を取っておけばと悔やみました…
高速には乗れないですが、下道ならほぼ車と同じように移動ができますし、昔の50㏄と現行の110㏄は雲泥の差です。
スーパーカブ110に乗ってからはあちこち行くようになります。淡路島一周や琵琶湖一周、大阪から舞鶴など… 和歌山、奈良はしょっちゅう。
移動してるだけですが、まぁ楽しいこと。
個人的にスーパーカブ110で十分でした。中型や大型に乗りたいとは思うことはなかったです。
※他のカブやカブ派生のバイクにはどんどん興味が沸いてきます。
スーパーカブ90カスタムに出会う
YouTubeでjunpakuさんのスーパーカブ90カスタムを発見する。
一目ぼれですね。
いつか手に入れたいと思う反面、この色の90カスタムは価格が高騰していて程度が良いのは難しいなと諦めていました。
カブから離れる。
色んなバイクが気になるように…
SNSでカブに拘る変なおっさんに絡まれてもめて
カブに乗るのがなんか嫌になりました。
それからSoloというバイクを知り、気になって調べたら
おやじのバイク屋リトルさんのSoloで一目ぼれです。一目ぼれ多いな…
直ぐに探して奈良の方に10万で譲ってもらいました。
バイクを手放せとうるさい妻でもSoloは売ったらあかんとお墨付きを頂いてるバイク…
※一応カブと同じエンジンでカブの派生といわれています。
ダックスに出会う。
バイク屋さんで程度の良い北米版のダックス見つけます。
スーパーカブ110を生贄に買ってしまいました。
その後、Dax125が発売されることになりDax125を購入するためCT70を手放します。
Dax125納車後、CT70を手放したことに後悔しているとAB26(ダックス50の復刻)が気になり、ヤフオクで『この値段で落ちへんやろ』って思ってたらまさかの落札。妻ブチギレ
Solo、Dax125、AB26で落ち着くかと思っていた。
実家に帰る際、マーブルビーチ(ライダーが集まるスポット)に寄ります。
自分から人に声をかけることはほぼないです。
モトコンポ、モトラ、ドリーム50のオーナーさんが居たら声をかけるくらい。
たまたま、見知らぬモトコンポオーナーさんを発見。躊躇はしたものの、お声掛けして写真を撮らしてもらった。
流れで所持してるバイクの話になりました。
モトコンポオーナーさんが『カブ乗ってないから誰か10万で買ってくれへんかな』とのこと。
自分もちょっと興味があって色と形を聞いてみる。
『目が四角で色はシルバーやったかな?』
速攻で写真を見せてもらった。
スーパーカブ90カスタムのシルバーであった。
無理だろうと諦めていたカブである。
しかも程度も良さそうで最終年式だった。
詐欺かな?たまたま知らん人に声かけてこんなことある?びっくりしつつも嬉しさでいっぱいだった。
妻に事情を、説明した。何かを手放せとのこと。
Soloかというと…Soloはあかんとのこと…
AB26(ダックス50の復刻)が生贄になった。
念願のスーパーカブ90カスタム
とんとん拍子で譲ってもらえました。
詐欺でもなかった。御縁に感謝しかない。
また、スーパーカブに乗って思う。
『やっぱカブやなぁ〜』って
SoloやDax125も良いバイクなんですが『カブ』ではないんです。
カブでしか味わえない乗り心地と、なんとも言えないダサさがやっぱり良い。
譲ってもらって半年が経ちました。
ある程度、自分好みにパーツを取り付けたりしました。
まだ半年なのかって感じですが奈良カブで憧れのjunpakuさんとお会いし並べることもできたんです。マジで嬉しかったな~
やっぱりスーパーカブが好き
乗っていると愛される理由がわかる乗り物です。乗りやすいし、身近で寄り添ってくれる感じがします。気取ってないのも良い。日本風景にも溶け込んでくれます。性能面は言うことなしです。カブで始まりカブで終わる。自分もそうなる気がします。