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『1日外出録ハンチョウ』 13巻 感想
概要
協力:福本 伸行
原作:萩原 天晴
漫画:上原 求、新井 和也
初版発行:2022年
デジタル版発行:2022年
発行者:森田 浩章
発行所:株式会社 講談社
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発行者による作品情報
光届かぬ地下で汗水流し、地上で休日を味わう男・大槻班長‥‥!おでん屋台を自作‥‥!仲間たちと怪談‥‥!果ては、ご飯のお供最強決定戦‥‥!働いた後だからこそ、楽しいっ‥‥!休日は‥!『カイジ』の愉悦的スピンオフ第13巻!!
感想
楽しい中にも教訓的だったり心温まったり(時に悪魔的)、そういう一冊でした。第99話「昔話」の沼川が「愚痴や不満をこぼしているだけじゃ変わらない、行動を起こすのが肝心」と奮起するシーンは胸が熱くなりましたね(なおオチ)。爽やかな表紙といい、大槻たちが労働者から嗜好品ぼったくったりイカサマチンチロでぼろ儲けしたりする小悪党だってことをすっかり忘れてしまいました(笑)
オチがものすごく綺麗につくことが多かったですね。第96話「怪談」ではその辺熱く議論していましたが。
個人的に第100話「打場」の"大量のゴルフボールが落ちてくるのを黙って見つめる沼川"というシーンが、いつ見てもシュールで笑ってしまいます。
ところで、講談社の漫画の中で「鬼滅ロス」とか言って大丈夫なんでしょうか…と思ったんですが、6巻の時点でジョジョが出てきているんですよね。何を今更でしたね^^;