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『DEATH NOTE』 5巻 感想
概要
原作:大場 つぐみ
漫画:小畑 健
初版発行:2005年
デジタル版発行:2012年
発行所:集英社
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発行者による作品情報
【デジタル着色によるフルカラー版!】ミサ確保により、窮地に立たされた月は、自ら監禁を望む。そして、遂に月はリュークにデスノートを捨てる事を告げる!月の思惑とは一体…。その後、殺人は止まったかに見えたが、再びキラが暗躍しはじめた!!
感想
あちこちで急展開が続きましたね。
総一郎の演技が一番印象的でした。これまでの言動を見たら、息子がキラだとすれば自らの手で葬った上で自分も…っていうのはやりかねないなと思いますが、それ抜きにしても台詞に重みというか説得力というか、そういうのが満載でしたね。
もしかして月の演技力って親譲りなのか…?
(こっちは演技じゃないですが)月の豹変ぶりも凄かったですね。描き分けや言動の相違も流石なんですが、一番は「たまたまノートを拾わなかったら、こうやって純粋に正義のために動いていたんだろうな」って自然に感じられたのが大きいです。
月がノートの所有権を放棄したのとか、キラの裁きが再開するまでにかなりの月日があったこととか、後々を考えると重要な伏線が多かったですね。一度読んだことがあるのですが、今後が楽しみです。