『ふしぎねこのきゅーちゃん』 8巻 感想
概要
著者:にとりささみ
初版発行:2022年
デジタル版発行:2022年
発行者:太田 克史
発行所:株式会社 星海社
発売元:株式会社 講談社
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発行者による作品情報
感想
ついに完結です。にとりささみ先生、改めて癒しをありがとうございました(≧∇≦*)
今回も隅っこにスリスリするきゅーちゃんやセクシーにシャワーを浴びるきゅーちゃん、自分のしっぽにじゃれつこうとするモナちゃん(小倉くんの飼っている犬)、ペット向けの言葉遣いをつい人間相手にしてしまうマリさん(雑貨屋の店員さん)など、色々な可愛らしい様子がうかがえます。(一部リアル化あり)
可愛い中にも、マリさんに「いつかきゅーちゃんとお別れするのつらいって思わない?」(後から思えば、この時ハムスターを飼うか迷っていたのかな?)と聞かれたあおいくんの「思います。でもそれ以上に毎日楽しいって思えますよ」という答えや、ぐらちゃん(マリさんが飼い始めたハムスター)の姿に元気づけられるマリさんなど、ジーンとくるシーンも沢山ありました。動物を飼える人は「お別れの辛さ」と「楽しい思い出」を天秤にかけた時、後者を取れるんですよね。僕はどうしても前者の重みに耐えられないタイプの人間です(^^;
マリさんの一時期やった「ハムスターを脳内に飼う」って一つ間違えたらサイコな行為、正直ちょっと気持ちがわかってしまいます(;・∀・)
(マリさんはその後リアルに飼っているのでご心配なく。)
巻末には『近所のねこさん』というこれまた猫が主役の癒し系4コマが収録されています。