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大人バレエ※マンネリ対策※フロアの位置取りを工夫してみて

大人バレエを楽しんでいるクラスの中堅~ベテランさんがどうしたら新鮮な気持ちで充実したレッスンできるのか、今日はそんな話題で書こうと思います

レッスンにマンネリを感じている方へ

これはわたしが出産後バレエを再開したときに通い始めたお教室で工夫していたことです

そのクラスには10年ほど通い、その後支部から本部へ移り5年ほど続けました

支部クラスはおおむね10~15人ほど(大人初心者~経験者・中学生以上の初心者)本部クラスはジュニアとの合同クラスで10人前後(ジュニア6~8割)のクラスでした

(※ちなみに実際は本部支部という関係性ではありませんが、話を分かりやすくするためにこのように表現しています)

ひとつの教室に長く通っていると感じるのが”マンネリ”ではないでしょうか

子どもと違って大人クラスはメンバーの入れ替わりが少ないのと、ずっと同じ先生に教わっていることでレッスンのパターンも分かってきます

その良さももちろんありますが、ともすればレッスンの目的を見失い、自分がラクできる方に流されて全然上達していない・・・ということになりかねません

(フィットネス感覚で楽しくレッスンできれば良いかな…という人には今回の話は向きませんのでごめんなさい)

もし、クラスでは中堅~ベテランに匹敵する年数を在籍しているのに上達してないと感じていたり、レッスン内容にマンネリを感じているなら(そして特になんの対策もしていないなら)

センターレッスンでの位置取りを工夫してみてください

いつものレッスンがだいぶ新鮮になります

通っている教室のタイプやクラスの人数にもよると思いますが、この経験がレッスンのお役に立てると嬉しいです

レッスンの目的に合わせてフロアの位置取りを自在に変える

結論から言うと、

フロアでの位置取りは先生から指示がない限り、目的によって変えるといいと思います

例えば、その日のレッスンの目的を「アンシェヌマンを早く正確に覚える」とすれば、最適な場所は1列目センター付近です

グランワルツなどひとり~少人数で順に行うアンシェヌマンの場合は1番最初に出ます

カンニングできない状態で自分がお手本にならないといけないというプレッシャーを利用するわけです

試してみてください
アンシェヌマンを覚えるときの集中力が変わります

またレッスンテーマとは別に自分自身の課題に取り組みたいときはフロアでは集中できる2列目以降、両サイドがおすすめです

後ろの人のためにお手本になることよりも、癖を直したり課題に集中することを優先するわけです

これを実践するときに障害となるのが、フロアの位置取りにおける暗黙のルールです

それぞれが自分に合う場所を無意識に選んでいる

わたしがいたお教室ではセンターレッスンでの並び順に指示はありませんでしたが、暗黙のルールが存在していたように感じていました(あくまでわたしの主観です)

★1列目のセンター付近はベテラン(覚えがよくて左右どちらもお手本になる人)

★1列目両サイドもベテラン(左右どちらかはお手本が見れないからアンシェヌマンを覚えられる人)

☆2列目センター付近はベテラン~中堅(センターに立ってても平常心でいられる程度にレッスンに慣れてる人)

☆2列目両サイドは引っ込み思案タイプのベテラン~中堅(あんまり目立たない位置でお手本を見ながらできる)

◎3列目以降センター付近はやる気ある初心者

◎3列目以降両サイドはピチピチの初心者/入会して間もない人/上達より身体を動かすことが目的のベテラン

それぞれが自分に合う場所を無意識に選んでいたし、
だいたいいつも同じ場所でレッスンしてました

1列目の人はいつも1列目
後ろの人はいつも後ろ

ちなみにわたしは在籍していた15年の間に

3列目両サイド→3列目センター→2列目両サイド→2列目センター→1列目両サイド→1列目センター

と位置取りを変えていきました

でもそもそもフロアの位置取りって何を要因にして決めているんでしょう?

経験年数×レベル×レッスンの目的×性格がフロアでの位置取りを決めている

こんな人いませんか?

・・・下手だから隅っこにいます
・・・長く通っている人より前に出るのは遠慮してます
・・・お手本にはなれないから後ろにいきます
・・・アンシェヌマンが覚えられないから上手な人の後ろじゃないと困ります

フロアの位置取りは

「経験年数×レベル×レッスンの目的×性格」

が基になって無意識に選んでいる
というのがアラフォーダンサーゆきの持論です

経験年数というのはレッスン歴より在籍年数が重要視されてたので
つまり「そのお教室に長くいて、相対的に上手で、上達意欲があって、積極的な人」が1列目センターに近い場所を取る

ごく単純にいうとこういう現象ですが

それだけではなく、

「在籍年数は短いけどバレエ歴が長く上手な人」や「とにかく上手くなりたい気持ちが強い人」や「全身がしっかり見える位置でレッスンしたい人」

なんかも前に出る傾向があるし、反対に

「長く在籍してるけど気楽にレッスンを楽しみたい人(レッスン目的)」や「目立つことが苦手な人(性格)」は後ろの方を選んでいました

マンネリ対策!無意識だからこそ、空気を読まずに位置取りを変えてみて

毎週のレッスンに新鮮さがなくなってきた、とか
上達に頭打ちを感じている、とか
いつも同じレッスンの繰り返しで飽きてきた、とか

長くバレエを続けていると感じることもあると思います

ビジターで通えるお教室に行ってみたり
バレエだけでなく他ジャンルの踊りを始めてみたり
ヨガやピラティスなどメンテナンスに力を入れてみたり

プラスアルファでマンネリを打破することもできますが、

フロアの位置取りを変えるのは
次のレッスンからすぐできます

みんなが無意識に他者と自分を比較して位置を選んでいるからこそ

いつもと違う場所に自分から行くというのは、
気まずくて冷や汗をかく経験です

でもそれがバレエを習い始めたときの新鮮さを思い起させ、マンネリ打破につながっていくのです

15年の間にわたしが実際に試した方法で効果は絶大です

ぜひお試しください!

また、みなさんのマンネリ打破のアイデアも
コメント欄で教えてもらえると嬉しいです

今回はアダージオでの位置取りについて書きましたが、

アレグロやグランワルツでの位置取りが
発表会などで作品を踊るときに及ぼす影響は?とか…

フロアの位置取りを自在に変えるとき、
一番大切にしたい「レッスンの目的」のお話、とか…

位置取りについては書きたいことが山ほどあります

また更新しますので
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アラフォーダンサーゆき

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