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レンティオだけがメーカーさんに提供できる、2種類のデータとその価値について

レンティオについて

レンティオという家電やカメラのお試しサービス、レンティオを運営しています。ありがたいことで月間のご利用者数(お金払ってくれるお客さんの数)は4万~5万人くらいになりました。
レンタルして頂く目的は、ちょっとだけ使いたい(運動会のときだけビデオカメラ使いたい)という用途と、買う前に試したい(ルンバが家に合うのか、本当にきれいになるのか試したい)という用途があり、自分たちなりにユーザーさんに価値を提供出来ているな~と思えるようになりました。
メーカーさんに対しても、レンティオはマーケティングのお手伝いをさせて頂いている自負があります。レンティオで試してくれたお客さんが、その商品をAmazonや家電量販店で買ってくれるという販売促進的な価値は提供出来ている自信があります。
実はそれ以外に、レンティオではレンタルして頂いた商品をレンタル後に買いたくなったのか、買わないで良いと思ったのか、といったデータを集めさせていただいております(社内ではRentio insightと呼んでいます)。

Rentio Insightについて


こちら↓はある掃除家電のデータです。
レンタル後に、その商品を「購入することはない」と回答した方は30%です。それ以外の方は購入に対してポジティブになっていることがわかります。

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一方、こちら↓は、別の掃除家電なのですが「購入することはない」と回答した方が61%もいます。

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どちらの商品の方が、一般的に受け入れやすい商品なのかは一目瞭然です。
そもそもそんなに回答してくれるの?と思われるかも知れませんが、レンティオでは(返却した)ユーザーさんの7%程度の方が特別なインセンティブ無しでレビューを書いてくれています。それだけその商品に対して興味関心が強いのだと思います。

いわゆる評価レビューと同時にこのアンケートにもお答えいただくことでたくさんの感想を集められています。その感想をSKUごと、ジャンルごと、メーカーごとに出すことが出来ます。なので、同じドライヤーでも、A社の製品とB社の製品の購入意向率の違いなんかを出すことが出来ます。

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ただ、レンティオではこのような簡易的なアンケートだけでは終わらせていません。

Rentio Surveyについて


レンティオでは、より深いアンケートを取り、どういった層のユーザーさんは「買いたい」と思い、どういった層のユーザーさんは「買わない」と思ったのかを別途アンケートをお送りし調べることも可能です(こちらはAmazonギフト券などをお渡しするケースが多いです)。これらを行うことでもっともっと深い感想を頂くことが出来ます(社内では、Rentio Surveyと呼んでいます)。要するに、商品側の問題なのか、ユーザーさんとの相性なのかを調べています。
ある美容家電は、20代30代のユーザーさんの8割が「買わない」、と回答していましたが、40代、50代のユーザーさんの8割が「買う」と回答していました。
ある調理家電は、普段から料理をたくさんすると回答したユーザーさんの8割が「買わない」と回答していましたが、普段から料理をしないと回答したユーザーさんの8割が「買う」と回答していました(ちょっと数字盛ってます!)。

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これがわかると、そのプロダクト自体は問題ではなく、マーケティングのあて方を変えればもっと売れる、もっと必要としている方だけに商品をお届けすることが出来るようになります。

お試しレンタルをするユーザーさんのデータがなぜ重要なのか

どのメーカーさんも、ユーザー調査やモニタリング等は行っていると思います。ただ、それらのユーザーさんは無料で使わせてもらっているだけです。レンティオのユーザーさんは、わざわざ自分で数千円というお金を払ってまでその商品を使いたいと思っているユーザーさんです。下の図で言うとこところの認知層のいちば~ん上にいる方です。

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そういったユーザーさんの意見はときに辛辣で厳しいです。ただ、それだけメーカーさんにとっては宝の山です。多くのメーカーさんは、わざわざお金を払ってまで使ってくれたユーザーさんが、「なぜ購入しなかったのか?」というデータに強い関心を抱いてくれます。せっかく高いお金を払ってくれてまで、試してくれたユーザーさんが「買わないでいいや!」と思った理由は絶対に価値がありますよね。プロダクト自体の問題なのか、ユーザーさんとの相性の問題なのかわかりませんが。

売って終わり → 使い続けてもらう商品に


すでにこのデータをもとに、購入検討層を購入層へ持って行くための施策を進めてくれているメーカーさんもいます。安売りから脱却し、効果を実感し使い続けてもらうための施策を考えておられて本当に楽しみです。
今までの家電メーカーさんはある意味"売って終わり"で良かったのですが、これだけ情報化が進んだ世の中になると、本当に必要ではないものは売れなくなります。テレビCMですごく良い商品のように思わせたり、上手なセールで買わせても、長期的に見れば悪い口コミが広がり淘汰されます。本当に必要な人に、本当に必要な商品を使ってもらう、所有してもらう、そういった新しい消費行動のお手伝いをさせて頂いています。

レンティオの雑な展望を少し

レンティオでは今は約2,600種類の商品を試すことが出来ます。今はどんどん商品を増やして、ユーザーさんにもいろいろ借りて頂きたいと思っています。でも、このデータをもっともっと集めることが出来れば、「アナタに合う掃除家電はこれ!のはず!!」という感じですっごい良い感じのリコメンドが出来るのではないかと思っています。年齢とか家族構成とか部屋の間取りとか入力してもらって??レンティオとしても、満足してもらった方が嬉しいし会社としても儲けやすくなるので。それくらいまでガッツリやりたいな~、、、(雑)

さいごに


今までレンティオは、ユーザーさん側の立場でしか語ってきませんでしたが、メーカーさん側の立場ではこのようなことを考えていました。
メーカーさん側の立場の方で、ちょっと面白そうだな!と思ってくださった方、良かったらご連絡ください!

ちょっとその世界観良いな!!と思ってくれた方!!良かったら手伝ってください!!絶賛募集してます!!


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