Mamiya RZ67 PROFESSIONALを分解してみる

Mamiya RZ67 PROFESSIONALのシャッターが切れなくなったので分解してみる。その記録。
次回↓

症状

・緊急シャッターモードでもシャッターが切れない。
・ミラーは下がっている(ファインダーに像が映っている状態)
・シャッターチャージしようと、セットレバーを押し下げても何の抵抗もなく空回りしてしまう。
・ファインダー内のオレンジランプが点灯している

ファインダー内にオレンジ色の警告ランプが点灯するのは、
・フィルムが送られていない
・ミラーがセットされていない
・シャッターがコッキングされていない
ことをユーザーに警告します。

取扱説明書の要約

※「コッキングされていない」=セットレバーを押し下げていない、もしくは押し下げが不十分

原因予想

・緊急シャッターモードでもシャッターが切れない→電池は関係ない。

・シャッターチャージしようと、セットレバーを押し下げても何の抵抗もなく空回りしてしまうが、これはすでにミラーが下がっているので手応えがないのだろうと予想。正常動作品でセットレバーを途中まで押し下げた状態でもう一度セットレバーを押し下げようとした時も手応えはないはず。

・オレンジ色の警告ランプについて

・フィルムが送られていない

多重露光(R-M切り替えレバーをMにする)でもシャッターが切れないので無関係では?

・ミラーがセットされていない

ミラーは下がっているので、ひとまずセットできているとみなす。
ミラーを上げるための機構がセットされていない可能性はある。

・シャッターがコッキングされていない 

シャッターのコッキングとはレンズのシャッターチャージのことか?
レンズ無しレリーズもできないので、レンズの問題ではない。レンズとの繋がっているボディ側の機構の問題でもない。

ということで恐らくシャッターチャージがうまくいっていないと予想。
最後の一押しが足りない感じがする。
これ以上考えてもわからないのでとりあえず底蓋を開けてみる。