急須の世代交代
いったい何年使ったのだろう?子供が小さい頃に買ってから一度も割れることもなく、数十年使い続けてきた急須…。
お湯を注ぐ部分が広く、とても洗いやすい。口の先が短く三角形なので、先をぶつけて欠けることもなかった。子育て中の私には、とても使い易かった品。数十年もの間、いい仕事をしてくれてありがとう。
そろそろ世代交代の時期…。新しい急須を探すが、なかなか「いいなぁ」と思うものに出逢えず…。
ある日、ネットで見かけた「南景製陶園」さんの急須。ずっと頭の隅で気になっていたけど、いつの間にか2〜3年経過していた。
形もいろいろあったけど「Sencha 150急須 黒練」がとても気にいって、一目惚れ。普通の丸みのある形ではなく、黒くて、光沢がなく、マットでかっこいい。
2〜3年越しになってしまったけど、パートをはじめて、初めての給料でやっと購入した。嬉しさのあまり「ようこそ我が家へ」と急須に話かけてしまった。
近所の「根本園」さんで「八女茶の新茶」を購入して、さっそく新しい急須でお茶を入れてみた。とてもいい香り。甘みがあって美味しい。私にとって、至福のひととき。
今日は頂きものの、大好きな「虎屋の最中」と一緒にいただくとしよう。
これから、大切に使っていこう。どうぞよろしく。
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