家庭菜園とスーパー野菜購入ではどちらがお得?
こんにちは、ぴよパパです。お読みいただきありがとうございます。
ぴよママと資産管理の話し合いをしている中で、「家庭菜園で野菜を作る」vs「スーパーの野菜を購入する」どちらがお得なのか話題に挙がった事がありました。皆さんはどちらがお得だと思いますか?
タネや苗は数十円〜数百円で買えるのだから、家庭菜園の方がお得でしょうか。それとも、様々な資材費用(クワ、マルチなど)を考えると野菜は買った方が安いでしょうか。
そんな疑問を解決すべく、実際に年間のデータを取り家庭菜園がオトクになるラインを調べた事がありました。今回は我が家の経験を踏まえて家庭菜園の方が金銭的にメリットが出る方法についてお話したく思います。
まず結論になりますが、「家庭菜園で野菜を育てる方が、スーパーで購入するよりコストが安い状況にする事は可能」です。しかし、きちんと計画を立てて一年中野菜を作り続ける必要がありました。実際のデータは別記事で紹介しますので、今回は雰囲気をお伝えできたらと思います。なお、データを取ったのは家庭菜園を始めて4〜5年目で、ある程度スキルと資材がありました。
さて、家庭菜園にはどんな費用がかかるでしょうか。我が家はこんな感じです。
◯菜園を借りる費用
◯資材費用:トンネル、支柱、ネット等
◯消耗品:肥料、マルチ等
◯野菜のタネ/苗
◯その他:水やりホース、鍬、手袋、上着等
全て合計すると年間4〜5万くらいかと思います。つまり、年間この金額の野菜を作らなくてはなりません💦本当に出来るんでしょうか。。。
野菜をたくさん育てるにあたり、「年間50品目の野菜を育てる本」を教科書として勉強させていただきました。
なお初級、中級、上級の3種類が紹介されていますが、私は初級でお腹いっぱいになりました。。。特に勉強になったのは畝を効率的に使う事、そして比較的簡単にタネから野菜を育てる事でした。
家庭菜園を始めた頃は大きな畝を作り、広い間隔(30〜40cm)を空けてタネや苗を1列だけ植えていました。畝と畝の間隔も50cmくらい取っており、借り菜園の限られたスペースを随分と贅沢に使っていたなぁと。
ここで活躍したのはタマネギのマルチです。マルチは簡単に言えば穴の空いたビニール袋です。タマネギのマルチは5列の穴が15cm間隔で空いているイメージですね。これを広げて穴にタネや苗を植える事で、狭いスペースにたくさん野菜を植えるイメージがつきました。
また、私は元々1つの畝に1種類の野菜しか植えていませんでした。1つの畝に複数の野菜を植えて、春野菜が終わる頃に夏野菜が取れ始めるリレー栽培をするようになり、1つの畝から連続で野菜が取れるようになりました。
次のポイントはタネでした。タネは数百個入って200〜400円ですから、タネから作れる野菜をたくさん育てる事はコスパが良いですね。私は量を稼ぐ野菜はタネから作り(大根など)、数はそんなにいらない野菜は苗から育てています(白菜など)。
この方針で春野菜、夏野菜、秋冬野菜を以下のように育てました。
▶︎春野菜(全てタネから)
小松菜、白菜、ほうれん草、チンゲン菜、とうもろこし、にんじん、かぶ、枝豆
▶︎夏野菜(すべて苗から)
ナス、ミニトマト、ピーマン、きゅうり
▶︎秋冬野菜
白菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー(苗から)
ほうれん草、大根、かぶ(タネから)
色々と野菜を育てているように見えるかもしれませんが、全て教科書通りで私は何も考えていません。。。作者様の知識/スキルに感服するばかりです。。。夏野菜だけ種類が少なく苗から育てているのでコスパが悪いように見えるかもしれません。しかし、基本的に1株からたくさん採れるので長く楽しめますよ。
1年で色々と野菜を育てるので毎週ぴよママと連携して菜園に行く時間を確保していました。毎週末2〜3時間くらいでしょうか。野菜を収穫して個数を数え、スーパーで野菜の値段を調べて入力する日々、、、さて家庭菜園にどれほどのメリットがあったのでしょうか。
次回の記事で詳細を紹介したいと思います。また、色々と野菜を育てた上で感じた、コスト比較以外のメリットについても紹介出来たらと思います。それでは、次回もよろしくお願いします❗️