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ちょりさんとみっしゃん

わたしを「みっしゃん」にしたのはchoriさんだった、
というおはなし。

もともと「みっしゃん」というのは、
ある岡山のバンドマンがわたしに付けた呼び名でした。
なぜみっしゃんだったのかは知らない。

わたしは「はったみさと」という響きがけっこう好きで、
それ以外の名前を名乗ることはあまり考えてこなかった気がします。

ネット上でもずっと「はったみさと」としてやってきていたわたしが
当時の上司に見つかってしまいTwitter上でそう名乗れなくなったとき、
第二の名前として選択せざるを得なかったのが「みっしゃん」でした。
それ以降もTwitterの外で「みっしゃん」と名乗ることはなかったし、
友人たちにも「はったさん」と呼ばれることが多かった。

もともと互いに認識はしていたけれど会話したこともなかったわたしとchoriさんが、Twitter上でのやりとりを経て直接会うようになったとき、
はじめましてのときは「はったさん」と呼ばれたけどその後すぐ、
Twitterでのやりとりそのまま「みっしゃん」と呼ばれるようになりました。言文一ちょり。

その後、彼のライブによく行くようになり、彼の仲間や周囲の人たちは自然とわたしを「みっしゃん」と呼ぶようになり、はじめましてのかたにも「この人はみっしゃん」と紹介され、choriさんと出会う前から知り合いだった人にもいつの間にか「みっしゃーん」と声をかけてもらうようになり、古くからの友人についてももう半分くらいからはみっしゃんって呼ばれています。

はじめはあくまで世を忍ぶ仮の名前で、
リアルでみっしゃんって呼ばれるなんて想定していなかったというのに。
今やわたしという形の代表名は「みっしゃん」で、
「はったみさと」を捏ねて伸してつついて「みっしゃん」を造形したのはchoriさんです。

だからいま、彼を通じて知り合ったたくさんの人たちがみんな「みっしゃん」と声をかけてくれて、ほんとうに心強くありがたい状況なのですが、
わたしのなかの「みっしゃん」自身は、ちょっと迷子になっています。

どこいっちゃったんだろうねえ、きみの生みの親は。

ちなみに当のchoriさんはと言えば、あまりにわたしが「みっしゃん」になってしまったので自分だけはときどき「みさと」って呼んだりしていたんですよね。そういうひとです。

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