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アメリカ旅行記 I ~出発準備~


⚠️この記事ではアメリカへ出発するに至るまでを、かなりこと細かく記しています。かなりの長文になりますが全て準備段階のお話になるので、アメリカでのお話を読みたい方は旅行記 II 以降からお読みいただければと思います。





一. アメリカ、行くか。

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。良く言えば、「真っ直でよいご気性」なのだろう。

「地方(競馬)ばっかみて、そんなに好きなら本場のダート競馬でも見てくればいいのに」

なんでもないいつもの会話の中で出た一言を聞いてから、私の頭の中ではサンタアニタパーク競馬場やチャーチルダウンズ競馬場、デルマー競馬場がグルグルと回っていた。
友人にちらっと相談したらアメリカ国内の色々な競馬場を紹介してくれたが、既に頭の中の9割を占めていたのは大好きな大井競馬場と友好交流を結んでいるサンタアニタパーク競馬場だった。
また、大好きな池添謙一騎手の憧れた景色はどんなものか、ファンの目線からではあるが、実際に自分の目で見たいと思ったのも大きな理由であった。
幸いSkyscannerを覗いたら羽田-ロサンゼルス間の航空券が想像よりもかなり安く、なにも縁だと思って、すぐ購入の手続きをしてしまった。今考えると、これも親譲りの無鉄砲から起こったことだが、坊ちゃんと違いこれは失策ではなかった。

と、そんなわけで3月に10日間ほど、アメリカで一人旅をしてきましたー!🇺🇸
最大の目的はサンタアニタパーク競馬場でGIレース(ビホルダーマイルS)を見ること🏇

無鉄砲な人間が、ほとんどただの備忘録として書いているので読みやすく綺麗な文章ではありませんが、同じように一人旅を考えている方・海外遠征を考えている方の参考になれば嬉しいです。


⚠️ 一部有料箇所がありますが、X(旧Twitter)で相互フォローの方はDMして下されば無料でお送りいたします😌
🌟 ご購入頂いた売上は海外遠征費用の一部とさせていただきます。次回は香港か韓国に行く気がしますが、私の気まぐれにより決めるため私自身も分かりません🙂‍↕️


二. 飛行機・ホテルを取ろう①

結論からいうと、私はツアーに頼らず全て自分で手配することにしました。もちろんツアーを使えれば楽だったのですが、旅行をするにあたり挙げたいくつか条件を完全に満たすには自分で手配するしかありませんでした。参考までに私が挙げた条件は以下の通りです。

①航空券+ホテル代が40万以下である
→予算を決めないことには始まらないので第1優先でした。ここは費用を削れる部分だと思っていたので用意出来るお金よりもかなり低く見積もりました。実際にかかったのは32万程だったと思います。

②3月中で、旅行日数が8日以上かつ競馬場にGI開催日を含む2回行ける(尚且つ大井開催に極力重ならない)
→これがなかなか難しかったです。結果的に10日間行きました。
我ながらアホな条件だとは思いますが、大井競馬好きが転じてアメリカに行くのに大井競馬を見れなきゃ意味が無いと思っていました。

③JAL/ANAもしくはそのコードシェア便である、トランジットが無い
→過去に宮古島に行った際にLCCで耐えられる最大の距離はここだ...と悟ったため。空港でのトラブルは旅行の中でかなり命取りになるため、現地でも何かあった時に日本語でサポートを受けられるように日本の航空会社を使うというのは譲れなかったです。英語に堪能だったら特にこだわらなかったと思います。トランジットなしが良かったのは純粋に面倒くさかったからですが、今思えばそれも楽しめばよかったと思います。

その他細かな条件もありますが、軸はこの3つでした。海外旅行の経験がある方は直ぐに分かるかと思いますが、既にかなり無茶なことを言っています。
まず下調べにネット上でツアー検索をしましたが、当たり前にこの条件を満たそうとすると出てくるわけがありません。

思い立ったが吉日!にも程がある
(プライベートアカウントのため詮索はお控えください)

ならば直接話を聞こう!と旅行代理店に行きました。(変わらないのにね)
その日はクイーン賞を見に船橋競馬場に行く予定があったため、目の前のららぽーとの中にあるJTBさんにお邪魔しました。
お気づきかとは思いますが、3月の旅行を想定しているはずなのにクイーン賞があるのは2月7日、そして上記の3つの条件を譲らないので、文字通り邪魔だっただろうなぁと思います。
それでも親身になって色々提案をしてくださいましたが、提案してくださったツアーだと③が満たされない上に10日間で50~60万はかかってしまうので諦めざるを得ませんでした。
ちなみにツアー検索はトラベルコ、JTB公式サイトを使いました。JTBにこだわった理由は過去の海外旅行で利用経験があるというだけなので、特になんでもないです。

三. 飛行機・ホテルを取ろう②

主にお世話になったサイトはトラベルコとSkyscannerです。
個人的にはSkyscannerの方が直観的な操作が出来るため、最終的にはSkyscannerから予約をしました。
ツアーでの予約を諦めたため、新たに設けた予算は航空券・ホテル共に20万ずつとしました。
トラベルコは概算を出したり、相場を探ったりするのに使い、飛行機の時間や利用する空港、航空会社などを決めて細かく調べる時にはSkyscannerを使いました。どちらが使いやすいかは人によって異なると思いますが、値段を抑えた旅行を計画するのであれば、誰しもがこの2つのどちらかを利用することになるのではないかと思います。

そこで冒頭で触れたとおり、Skyscannerで往復14万円(ANA/ユナイテッド航空のコードシェア便)の航空券をみつけたため、即決で購入しました。
...というのはかなり端折っていますが、3つの条件を最も好条件で満たせそうな日程を色々と調整した結果、日本時間の3月8日夜日本出発(現地時間8日午前着)、日本時間3月18日夜日本到着 という旅程になり(学がないためこれが何泊何日なのかがわからない)、これ以上良い条件は無さそうだし...と購入しました。
旅行日程、航空会社、泊まるホテルなど様々な組み合わせのパターンを想定していたため、誇張無しで30パターンは旅程を立て、計算しました。
特にそこまで重要では無い条件である「1日くらいは良いホテル泊まりたい」というわがままが自分で自分の首を絞め、2月8日は朝から丸1日計算をして終わりました。
サラッと書いていますが、苦手な人にはこの上ない苦痛だと思います。私はこれが本当に大好きなのでとても楽しかったです。ご依頼があれば是非どうぞ!(急な営業)

ちなみにこの日に推しである鷹見陸くんのレース復帰が決まったこと、谷内貫太くん・鷹見陸くんの重賞初騎乗が決まりそうだったこともあり、カメラのレンズを新調するために予算を40万から35万に下げ、また自分のわがままで自分の首を絞めていたなんてこともありました。
結果的には新しいレンズを買ってくれて、自分にとても感謝しています。

宣言通り9日に購入。1ヶ月切ってるんだけどね。

と、日程と乗る飛行機さえ決まってしまえばあとはトントン拍子で進んでいき、当時21ちゃいの私は自分の名前とたった何桁かの数字を入力して決済ボタンをタップしていただけで、みるみると減っていく口座残高を怖いなぁなんて思いながら見ていました。
既にアメリカ旅行まで1ヶ月を切っており、現地でクレジットカードを使うことを想定し、限度額に余裕を持たせるために全てデビットカードで決済をしました。結局アメリカにクレカを持っていき忘れて現地で焦ったのはまた別のお話です。

ホテルも予約が完了し、現地に行くこと、野宿を回避することが出来たのでここからは細かな手続き等を進めていくことになります。
ちなみにホテルに求めた条件は、

①1日くらい良いところ泊まりたい
②長時間フライト後はゆっくり寝たいし空港近くがいい
③競馬場に行きやすいところがいい
④スキッド・ロウやダウンタウンには泊まらない(20-21時頃にホテルに帰ることを想定し、治安が悪いところは避けたかった。てかそもそも21ちゃいの日本人女性1人だし。)

くらいだったかな?普通にわがままだったけど良いホテル選びが出来たと満足しています。

四. 保険・ESTA申請をしよう


ここまででアメリカが私を受け入れる準備が出来たので、次は私がアメリカに受け入れてもらうための準備となります。
そういえばパスポートの話は省きましたが、来年は海外行きたいな〜なんて思っていた2023年の私が、行く予定もなかったのに何故かパスポートを作ってくれていたのでかなり助かりました。

話が若干逸れましたが、見出しの通り保険とESTAの申請をしました。
保険は、どうせ死んだあとの話なんて知ったこっちゃないし旅行先で何かあってもその時はその時だよな〜と楽観的な私は、特に吟味はせず、どこかの旅行代理店のを使いました。割と高かった気がします。
こだわりがなかったのと、かなり疲弊していたので旅行代理店でこれだけお金出せばそれなりだろ!といかにも良いお客様🦆らしい考えで決めました。ここは全く参考にならないと思います。

ESTAの申請は全て英語で行います。これも旅行代理店などで数千円払えば(+申請費)やっていたただけますが、自分でやればかからないお金を払うのは癪に障るので頑張りました。
良い商売だよな〜、私のお友達〜!もしお困りでしたら私が格安でやるのでぜひ!(急な営業)
ESTAの申請は3日ほどかかる場合もあるので余裕を持ってやるに超したことはありません。
私はこの性格なのでギリギリにやりましたが、もし申請が通らなかった場合は初めからやり直し、つまり渡航に間に合わないリスクがあったため、普通にヒヤヒヤしていました。
かなり蛇足ですが、ESTA申請の中で両親の名前を聞かれたので、離婚したからお父さんはいねーがな‼️と思いながら、微妙に関係性の良くない父の名前を書きました。(と書けるくらいには父とは普通に仲が良いので読んでて勝手に気まずくならないでほしい、私がこんなこと書かなければいい話だけど)
そんなことは本当にどうでもよくて、申請は無事通りました。


そんなこんなで、アメリカに行く準備が整いました✈️
ホテルの詳細と携帯事情はそこまで知りたい!という内容でもないと思うので有料部分で🙇‍♀️


旅行記 II 以降はもう少しサラッとした文量で、読んでくださる方が興味があるところだけを読めるようなnoteにしていきます。

五. ホテル事情・携帯(通信)事情

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