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187-189 恐怖に駆られ
187
あらゆる欲望が、彼に喜びをもたらすことはない。執着より抜け出たことに喜びを見出したものが、仏陀の弟子となる。
188 189
多くの人は恐怖に駆られ山林に、庭園に、霊廟に帰依するものである。
しかし、そこに安穏はない。安心はない。苦しみから逃れられるわけではない。
Api dibbesu kāmesu,
即使...亦 天 欲
ratiṁ so nādhigacchati;
喜樂 他 不 獲得
taṇhakkhayarato hoti,
滅盡渴愛 喜樂 變成
sammāsambuddhasāvako.
已正確完全覺者 弟子
Bahuṁ ve saraṇaṁ yanti,
眾多 確實 依靠處 行走到
pabbatāni vanāni ca,
山 林 及
ārāma-rukkha-cetyāni,
園 樹 廟
manussā bhayatajjitā.
人 恐懼 驚嚇
N' etaṁ kho saraṇaṁ khemaṁ,
不 這 確實 依靠處 安穩
n' etaṁ saraṇam uttamaṁ,
不 這 依靠處 最上
n' etaṁ saraṇaṁ āgamma,
不 這 依靠處 來到
sabbadukkhā pamuccati.
一切 苦 被釋放出
Even in heavenly pleasures he finds no satisfaction, the disciple who is fully awakened delights only in the destruction of all desires.
Men, driven by fear, go to many a refuge, to mountains and forests, to groves and sacred trees.
But that is not a safe refuge, that is not the best refuge; a man is not delivered from all pains after having gone to that refuge.
故彼於天欲,亦不起希求。正覺者弟子,希滅於愛欲。
諸人恐怖故,去皈依山岳,或依於森林,園苑樹支提。
此非安穩依,此非最上依,如是皈依者,不離一切苦。
188-189 がキッツいかな。では現代における恐怖が何に駆り立てているかって言うと、ヘイトやデマなんですよね。誰も彼もが恐怖への糊塗で他者侵害に走ってしまう。自分がそうでない、と言うことができるのかな。まあ無理ですよね。
職場のトラブルがいよいよ地獄みたいなことになってきた。わはは、もう笑うしかねーわこれ。昨日一日完全に使いもんにならなくなりましたって。なんなのこれ、どうしてそこまで他者を軽視できるの。同じように自分が最高、他者はクソ、みたいな人間の低劣な振る舞いを見て「あー、そうだよな、こいつクズだわ、人間の」と思うことで心落ち着けようとし、そうしたら翌朝にこの言葉でぶん殴られるわけですね。我が職場のトラブルメーカー氏がこわい、とにかくこわい。なんなんだこの爆弾魔。
まあ、動かすしかない。相手はもう一線を越えた。追い出す、とかではなく、勝手に自らの居場所を狭めているのだから、つつしんでその手助けをして差し上げましょうね。はあ、ほんとになんてーか、もう。