「あ、ほんとだ!」
さて先日のスライムですが、色の交換の実験結果はどうなったかと言うと。
「わぁ~!きれいだね~!!」
…と声をかけるほどきれいな色、青緑、青紫…と沖縄の海や夜空を思わせる色が出来上がった子が多い中。
「あ、…茶、色?チョコレートみたいだね!」
と一瞬声かけに戸惑うほどの色、強いて言うなら茶色っぽい色の子が2人いました。
お友達にどんどんあげた子2人だけ、茶色っぽい色。
2人の色だけお世辞でもきれいとは言えない色で、2人のスライムだけ圧倒的に少ない。
するとCくんが、
「おれ、(スライム)こんなにいらないや、おおい…」
とのこと。思わず
「もしいらないんなら、AくんとBくんに分けてあげたら?2人のスライム、少ないんだよ」
と声をかけると、CくんはAくんBくんに「はい」とお裾分け。
「Aくんからもらった!」とびっくりしつつも嬉しそうな2人。
すると今度はDくんが
「おれもちょうだい!なんでくれないの!」
とプンプン。
私が、私が(先生が)Cくんに、AくんとBくんにあげてと言ったこと。
AくんとBくんだけ少ないからあげてと言ったことを伝えたものの納得がいかない様子。
Aくん「くらべてみたら?」
Dくん「そうしよう!」
そしてスライム作りに使ったそれぞれのプラコップに入れてみると、AくんのスライムはDくんの半分。
Dくん「あ、ほんとだ!」
一目瞭然、Dくんも満足して再び遊び始めました。
同じ大きさの入れ物に入れて比較すると、視覚にわかりやすいですよね。
ちなみに、AくんとBくんの元々のスライムの色は、黄色と赤。
元の色は違うのに、混ざり混ざって似たような茶色になったのもまた特筆すべき実験結果だったかもしれません(笑)。
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