詩です。歌詞とも言うのかもしれません


右側のミラーはあなた
左側のミラーはわたし
どちらも真っ暗しか映せない

車内灯は買い換えたばかり
だけどつける気もない
つけてくれと言う勇気もないんだ

足元に空っぽのミルクキャンディ
君がこれをくれたのはいつだったかな

特にいいサビが思いつかない
特にいいサビが思いつかない
マジでなんにも浮かばねぇんだ
マジでなんにも救えねぇんだ
特にいい…

コンビニで互いに違う物を買う
あなたはマルボロ わたしは少年誌
今日は星が道を照らさない
光を求めてしまうのはお互いの悪い癖だ

いいサビが思いつかない
特にいいサビが思いつかない
マジでなんにも浮かばねぇんだ
マジでなんにも救えねぇんだ

言葉が救ってくれるなら頼ったさ
言葉が刺せるものなら突き刺したさ
だけど僕らにはもう言葉なんて足らない
だって僕らはもう…
僕らはもう…
辞書を捨ててしまったじゃないか

ここに書けるサビが思いつかない
ここに記せるサビが思いつかない
青春ごっこで得た単語はみんな
道端に捨ててきてしまった

もしこの道が星に塗れていても
もしこの道の先に素敵なお祭りがあっても
それでもラスサビひとつ書けやしない
君に似合う素敵なサビは思いつかない

こんな僕を愛してくれませんか


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