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入社から6年間耐えてみたがもう限界。だから私は30歳を目前にして自分で道を切り開くことにした

こんにちは。自己紹介を兼ねて、これまで私がどのような社会人人生を歩んできたのかをお話します。
今日は第1弾として私の新卒1社目での経験と、その先にある希望を見つけるまでのお話をしたいと思います。

システムエンジニアという夢

「人の役に立つシステムを作りたい」

そんな単純な思いを胸に抱き、文系出身の私はシステムエンジニアの道を選びました。新人研修では必死に食らいつき、プログラミングという未知のものを目の当たりにしつつも、それなりの成績も収めることができました。

しかし、配属発表の日。待っていたのは...
システム開発ではなく、サーバー監視という予想外の業務でした。

24時間365日、どこかで誰かがサーバーを監視していなければならない。
そんな現場に配属され、夢見ていた世界とのギャップに戸惑う日々でした。

私がやりたかったのはこれではなかったのに…。
でも、家から近いということで通勤時間が短かったのだけは不幸中の幸いでした。

希望と失意の繰り返し

ある日、新人教育の一環でシステム開発部署での業務機会を得て、その後念願の開発部署への異動。これで全てが変わると思いました。
しかし、現実はそう甘くはありませんでした…。

担当したのは既存のシステムの改修作業。

しかし、配属されてからというものの上司からの指導?まったくありません。
先輩からのサポート?それもほとんどありません。
ていうか、肝心な先輩は鶏肉に当たって食中毒でしばらく入院するし…。

まるで迷子の子羊のように、私は暗闇の中を手探りで進むしかありませんでした。

技術書を買い漁り、既存のプログラムを解読するという独学の日々。
目標は達成していたものの、内向的な性格が災いしてか、評価はいつも低め。

同期たちが最新のプログラミング言語でキャリアを築いていく中、私はレガシーな言語での開発に縛られ続けました。

当時は同期のみんなが羨ましく、キラキラと輝いているように見えました。

転職活動を決意

入社6年目のある日、私は決意しました。

「もう、このままじゃいけない」

深夜の会社からの緊急電話があったり、年末の仕事納めの日に他部署の先輩とスキーに行く約束をしていたというのに深夜まで残業したりなどいろんなことが要因となって心も体も限界でした。

もうすぐ30歳になるし…。
それをきっかけに悩んだ結果、転職することを決意!

最初は「もうIT業界は嫌だ」と、法律事務所などの事務職に応募。
しかし、ことごとく書類選考で落とされました。

「やっぱり、私にはITしかないのかな...」

そんな諦めかけた時、人材紹介会社からの一本の電話が!

「ご希望とはちょっと違うかもしれませんが、IT系の会社様からなんですけど、1社から興味を持っていただきました」

面接を重ねるうちに、この会社なら私の夢を叶えられるかもしれないと、強く感じました。
面接も普段は緊張して言葉を発するのもやっとな自分がスラスラと言葉が出てくるほど。

プログラミングすることはないけれども、プロジェクトマネジメントとして一般向けサービス開発にも携われる。
まさに理想的な環境だと思いました。

正直なことを言うと会社名を聞いた時点でよっしゃ!と思ったほどです。

最後の1on1

内定をもらい、退職願を出そうと上司に「ちょっとお話があるのですが…」
というと、「ちょうど今後の仕事について話がしたかったんだよね」と言われて行った最後の上司との1on1。

上司が「◯◯さんは、今後のキャリアについてどう考えているの?」と言ってきました。(何というタイミング…!)

そこで私は思い切って言葉を切り出します。

「退職します」

その後、部長にまで呼び出され、しつこく引き止められました。
皮肉なことに、退職が認められて退職日間際になって初めて当時としては割と新しいプログラミング言語での開発機会をもらえました。
まるで「これで思い留まるだろう」と言わんばかりの、上司の最後の足掻き。

しかし、私の決意は固かったのです。
有給消化も許されず、新しい会社での入社前日まで働くことを要求されましたが、それさえも私には些細なことでした。

次の会社でやりたいことをするぞ!と意気込んでいました。

6年間で学んだこと(まとめ)

この経験から、私は大切なことを学びました:

  • 誰かが道を示してくれるのを待つのではなく、自分で切り開くこと

  • 不満を感じたら、それは変化のサイン。でも、準備なき転職は危険

  • 「指導してくれない」場合は自分で学ぶしかない!

  • 時には自分の市場価値を知るために、転職市場を覗いてみることも大切

そして、新たな道へ

次回は、転職後の世界でどんなことが待っていたのか、お話しさせていただきます。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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定時で帰るOL

#キャリア #転職 #IT業界 #システムエンジニア #働き方改革 #キャリアチェンジ

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