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今週のCASE・MaaSプレイヤーたち:HONDA

事業内容とコメント: 自動運転レベル3(SAE基準)を実装するホンダの「レジェンド」が11月11日に国交省の認可を受け、世界で初めて型式指定を取得しました。それにちなみ、今回はホンダのCASE戦略について、その概要をまとめてみたいと思います。

【C】コネクテッド
ソフトバンクと提携し、自動車における5G技術の活用について共同で研究を行っています。
また中国のアリババと提携し、AIを活用したコネクテッドシステム・サービスの共同開発を行っています。

【A】自動化
米国のGM(ゼネラルモータース)と、その傘下にある自動運転開発会社のCruise(クルーズ)と提携し、自動運転の共同開発で提携しています。
また香港のスタートアップ企業であるSenseTime(センスタイム)とは、AIを活用した画像認識技術の共同開発を行っています。

【S】シェアリング・サービス
ホンダ車を使った無人カーシェアリングサービス「EveryGo(エブリ・ゴー)」を展開しています。
またトヨタ・ソフトバンク立ち上げた「MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)」と資本業務提携し、MaaSに取り組んでいます。

【E】電動化
GMと燃料電池の共同開発を行っており、次世代型燃料電池システムの開発や燃料電池システムを生産する合弁会社Fuel Cell System Manufacturingの共同設立なども行っています。
また中国のCATLとは、リチウムイオン電池の共同開発および供給に関する提携を行っています。

近年OEM同士のアライアンスが進み多くの巨大連合が形成される中、ホンダは「独自路線を歩んでいる」とよく言われます。ですが上でホンダのCASEアライアンス事例の一部を挙げているように、ホンダも他社と協力し多方面で新たな取り組みを行っていると言えます。
今回世界で初めて受動運転レベル3の型式指定を取得したことを皮切りに、更なる先進的な技術・製品を生み出し、この自動車業界の大変革期をリードしていくことが期待されます。

参考URL: https://response.jp/article/2020/11/11/340248.html

会社名:本田技研工業株式会社
設立:1948年
本社:東京都港区
代表者名:八郷隆弘(代表取締役社長)


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