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今週のCASE・MaaSプレイヤーたちNAVYA「ARMA」

NAVYA社は2014年に創業した無人バスを開発するフランスのスタートアップ。フランスの自動車部品サプライヤーValeoなどから約31億円の資金調達をしており、日本でもソフトバンクをパートナーとして、2017年から東京・北海道・長崎・静岡などで実証実験が行われています。
同社を代表する製品の「ARMA」は、15人乗りで、運転席もハンドルも無い自動運転レベル4の小型マイクロバスです。GPSによって現在位置を測位し、車両に取り付けられたレーダーやカメラを用いて障害物を検知しながら事前に登録されたルートを走行します。車内にはデジタルパネルが設置されており、乗客はこれをタッチすることにより乗降車を行うことが可能になっています。
2020年1月時点では世界20ヶ国において134台が導入されており、主に公園や商業施設、工場・プラントなどのプライベートエリアで使用されています。

2020年1月には茨城県の境町が、公道で定時・定路線の自動運転バスを4月ごろに実用化すると発表し、新型コロナウィルスによる影響でその計画に遅れが生じているものの、これが実現すれば無人自動運転バスが公道を定時・定路で走行することが日本で初めて実現することになります。
日本各地には茨城県の境町同様、高齢化に伴う移動課題を抱えている地方自治体は多くあり、今回のこの取組みの結果が、こうした同様の取組みの全国拡大に、大きな影響を持つことになると言えそうです。
https://jidounten-lab.com/u_boldly-sakai-autonomous-corona


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