仕事について
仕事というものについて考えてみる。
大人も子どもも、みんなそれぞれ仕事というものについて考え方を持っていると思う。
それは、嫌だけど我慢することかもしれないし、生きがいと呼べるものかもしれない。あるいは、価値を提供するという行為なのかもしれない。その時関わっている仕事や人生のタイミングによって、個人の中でも変わってくるものだと思う。
僕にとって、仕事とはなんだろう。お金を稼ぐためにやらないといけない仕事も確かにある。でも、自分の人生にとって仕事というものが「お金を稼ぐ手段」でしかないというのは、もの足りない気がする。
たとえば僕が90歳になって、日本の年金制度がイマイチで、生きるために働いているとして、「婆さんや、仕事というのはお金をかせぐための手段でしかないねえ」という生き方は、望んではいない。
逆に、いくら稼げるか気にならない仕事もある。ライフコーチングの仕事はそんな感じだ。そこでは、僕はお金を稼ぐために働いているというより、ひとつの役割を持っている感覚がある。
僕がライフコーチングをするときに担っている役割は、コーチングを受けてくれる人を見守って、「あなたはちゃんと幸せになれるよ」という眼差しを向けること。暖かくて優しい場所を提供し、力が湧いてくるのを見守ること。この役割の感覚も、僕にとって仕事というものが持つ大切な意味の一つだと思う。
そんな風に働く時間をなんとか増やしたい。
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