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そんなに立派じゃなくていい
人生は変転していい
こちら「お酒をやめよう」というタイの啓発用CMらしいのですが、わたしはこれがとても好きです。
▼日本語字幕あり
貧乏を罵りながら酒を飲む男→突然「お酒やめた」と畑に出て「仕事!仕事!貯金!」と働き始める。やがて収穫があり、現金収入を得て、借金が減って、貯金もできる→ 今度は学校に行って勉強→食べていけるようになり、隣人とも良好な関係→家庭は円満、妻とも仲良し、健康にも恵まれる→社会貢献の活動も始めて地位も上がる→「お酒をやめればね」
▼もともとのバージョン?
もちろん「あっそ。簡単に誰もが順調にこのとおりになったら世界はもっと平和で豊かだよね」と斜に構えて意地悪に眺めるのは簡単です。
でも、考えてみてほしいのです。「こんな生活は嫌だ」「もっと良くなりたい」と思ったら、こうやって一念発起して、なんらかの形で動くことが必要です。
風を見る・風に乗る
自分の小さな世界から出てみたなら、あなたはどこに向かいますか?
風を、波を、つまり運の流れを読んでみませんか。
風向きによっては、自分が最初に意図していた方向ではないところに辿り着くかもしれません。それもまた人生のおもしろさ。
五要素ライフサイクルとは
さて、こちら。陰陽五行をもとに図にしてみました。
あなたはいま、どこにいますか?
それとも、あなたがいちばん居心地が良いのはどこですか?
どこにいきたいですか?
どんな環境を求めていますか?
例えば若き日のブッダ(ゴータマ・シッダッタ)は、何不自由ない高貴な身分の王子として「豊かな暮らし」と言うべき環境の中にいました。それなのに「人は皆、老・病・死という苦しみを経験しなければいけないのか」と気付き、わざわざ厳しい現実の世界に飛び出して修行をしたと言われます。
そんなに立派じゃなくていい
もちろんわたしたちは、そんなに立派じゃなくていい。
「世界が平和だったらそれはもちろんいいけど、大それた社会貢献なんかできなくてもいいから、自分と家族と周りの人が元気で楽しく暮らせればいい」そんな風に思う人もたくさんいるでしょう。
「そもそも仕事なんかしたくない」とか「自分の楽しみなんか後回しでいいから、この世界やこの社会をよくするためになら、この身を捧げてもいい」もしかするとそういう望みを持ってる人もいるかもしれません。
まずは自分の望みを、具体的に理解しているか?
風が来たら、波が来たら、するりとその流れに乗れるか?
自分の希望だけに固執せず、人生の季節の流れに応じて、ステージが変わるのは自然だと受け入れることはできるか?
誰もが矛盾した願望を抱く
この図、もういちどよーーーくみてください。
細い線の矢印のスタート地点のことをたくさんやると、一つおきの矢印の先のことは弱くなるでしょう。
例)
自分のやりたい放題だと、大きな人気は出ない
趣味に没頭すると、宿題をやる時間がない
お金をただ増やすだけで、文化や芸術への理解がない
大きな責任を背負ってばかりで、健康を害する
データ!エビデンス!ばかりで、喜びや楽しみを抑圧する
お隣どうしは自然に共存しやすいけれど、一つおきの関係は、同時に叶えることが難しい関係になっています。
同時に叶えるのは難しい願いをもやもやと抱えていませんか?
自分のやり方をそのときの場面によって使い分けたり、人生の時期によって、注力する対象が変わるのは自然なことです。
生まれ持った資質だけがすべてではありません。
人生の中でどんな季節、どんな流れが来ているか?
現実でどんな環境、どんな人たちの中に身を置いているか?
少しずつ読み解いていきましょう。
▼ 立ち読み版も結構ボリュームありますよ
▼ 本編みっちり詰まってます。
明日からは、このテキストの中からお話していきます。
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占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!