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みんな主役で、みんなモブ2〜石門星のはなし
復習。石門星はエアリズム
はい。では復習です。
ではみなさんごいっしょに、ご唱和ください。
「石門星はエアリズム。サラサラ快適 通気性」
よろしいですか?これだいじ。
ということで、前回のつづきです。
前回の話は途中で脱線してどっか遠くに行ってしまったんでした。
きょうは本題に戻ります。
世界にはたくさんの人がいますね。狭いグループの中であっても、全員と仲良くなるどころか、理解することだってしょせん無理です。たまに気が合う人がいたらそれはラッキー!だけど、そういう人とだってすべてを共有してぜんぶいっしょなんてことありませんよね。いいオトナならみんな個性があって、それぞれの事情があるから、くっつきすぎたらそれこそ気持ち悪い。
だからこそ、コミュニケーションはだいじ。しょせんお互いを完全に理解し合うなんてことはありえないからこそ、丁寧に説明したり、順序を追って進めたり、相手のペースを見ながら進めたりする配慮が必要なわけです。
あまりにもやりかたを自分流に略しすぎて相手を尊重しなかったり、相手と自分をごっちゃにしたり、相手の領分に踏み込みすぎたり、相手に過剰に尽くしすぎたり、相手を自分の意のままに操ろうとしたりしてはいけないのです。でもさ、親しくなるとだんだんこういうのって雑になったりするよね。(自ら反省をこめて)
あーゆーおーけー?
まず、これは前提。
そのうえで「いろんな人がいる中で、なるべくトラブルにならず、かといって誰かの言いなりになったりもせず、適度な距離感でサラサラとやっていくにはどうしたらいいか」って、話を延々としています。
あらゆる「人間関係」に役立つ話です。
ということでいってみよー。
誰かの人生のモブキャラになる
甘夏弦先生が昔どこかで「占い師になってよかったことは、誰かの人生のモブキャラとして登場できること」みたいな話をなさっていたんですよね。
↑ どこに書いてたか見つけられないんだけど、確かにこういうかんじの話だったはず。誰か見つけて!ぷりーず。
おおおー!なるほどー!ってそのときとっても感銘を受けました。だって、そのとおりなんだもん。
モブキャラってのは、たまたまでてくるような薄い存在で、ストーリーの本筋には大きく影響しない「その他大勢」ってことですね。占い師は誰かの生活に一瞬あらわれるモブキャラ程度がちょうどいい。ほんとそれ。
ちょっと脱線するけど
ときどき「占い師はお客様の人生に影響を与える仕事だから」みたいなことをおっしゃる方がいらっしゃいますよね。うーん。あまり共感できないです。ごめん。思想信条が合わない。
まぁ確かにデタラメを言ったり、騙したり、怖がらせたりするのはダメでそれは当然。でも、なんかいいこと言ったとしても、結局それがいいかどうかを決めるのはお客様だし、行動するのもお客様ですよね。占いでそこまで大きな影響をもたらしたらそれはそれで問題なのでは?
そもそも「お客様に影響を与えたい」つまり「インフルエンスしたい」なんて占い師は、ワタシ嫌だな。そういうのが好きな人はそういう営業スタイルでやってるし、そういうのが好きなお客様はそういうところに行けばいいよね。でもワタシはそういう営業スタイルは嫌なので、そこらへんに共感してくださるお客様に恵まれてます。ありがたや。ざっつおーる。この感覚は石門星的だと思います。はい。
もちろんわたしも占いの仕事は真面目にやってるし、そのとき目の前にいるお客様に対して真摯に向き合ってはいるけど、ただそれだけ。お見送りしたら全部忘れてしまうし、ましてやその後の結果的にお客様に影響があるかどうかなんて、お客様の範囲のことで、こっちには決められないですよな。
はい。脱線終わり。
ですから、甘夏先生がおっしゃるように「占い師は誰かの人生のモブキャラになれる」くらいのクールなプロ意識は本当にかっこいいとおもうんだな。
主役だけど、誰かの人生のモブでもある
もう少し考えを広げてみれば、誰もが自分の人生では主役なんだけど、それと同時に誰もが他人の人生のモブキャラでもあるわけです。このクールな視点、この観点には石門星の香りがするではありませんか。
甘夏先生といえば「自分の能力を極限まで磨き上げますよ」という牽牛星プロのイメージが強いのですが、実はこっそり?石門星をお持ちです。
そういえば、あんこ先生がよく「石門星は、自分も周りの人もチェスのコマみたいに見てる」って例えをするんですが、これはほんと絶妙の表現ですね。
全体の盤面を見ながら次の手を考えて動くし、周りの人も自然に動かす、みたいなことを自然にできるのが良い石門星マインドでありましょう。
甘夏先生は、以前はずっとオーケストラの一員として演奏していたうえに、ご自分たちの公演会の準備やプロモーションまでなさっていたそうですよ。集団で一つの目的にむかって力を合わせる活動って、まさに石門星的です。
え?なになに?
モブはいやだって?
そりゃー、ちゃんとお互いに関心を持って尊重し合える人間関係があれば、そこではお互いにモブキャラじゃなくてもうちょっと格上の登場人物になれるでしょう?そんな経験がいくつかあればそれでいいじゃない。
みんなちがって、みんないい
あとですね、「みんなちがって、みんないい」と、アタマではわかっても、言葉ではそう言っても、現実はなかなかそうもいかないことはおおいですね。お互いに干渉しあって文句言い合ったり、侵害されたり、自分も迷惑かけたりは日常。
都会はあまりにも人間が多くて過密すぎるし、インターネットの世界も殺伐としているし、むかしながらの「おたがいさま」という言葉ももうほとんど聞かれませんし「自分のペースでゆったりと」なんて夢のまた夢のよう。
だからこそ、いまいちど、唱えたいのです。
「石門星はメンタルヘルスに効く」
さあ、これでどうでしょう。「石門星的な考え方や振る舞い」の中には、わたしたちそれぞれがたくましくしなやかにこの現代社会をわたっていくために必要なスキルの多くが秘められていますよ。
次回はこの「石門星はメンタルヘルスに効く」についてお話しまーす。
ということで、おしらせです。
5/19の配信イベント、じわじわとお申し込みいただいております。
まだまだ受付中です。アーカイブ視聴もOKです。
パワフルな助っ人として、みずまち☆ゆみこ先生(石門星を二つお持ち)も駆けつけてくださるそうです。やったー!ぱちぱちぱち。
算命学?詳しくないなーという人もどうぞご心配なく。
当日は、夏瀬杏子先生が「すぐわかる簡単レクチャー」をしてくれます。
まずはこちらの記事からどうぞ。
そして次回予告
あまりにも「相手の言葉の裏を読む」とか「空気読んで先回りして準備する」とか「周りに配慮して滅私奉公」とか、息をするように自然になさる方々いらっしゃいますけど、あまりやりすぎるとメンタルヘルスに悪いですよね。
占いでも「あの人はああ言ったけど、本当はそうは思ってないんじゃないか」とか悩むご相談多いですけど「そんなときこそ石門星マインドが必要だ!」と思うこと多いです。みたいな話を大昔に書いてました。
古くからお付き合いくださっているお客様が発掘サルベージしてくださいました。ありがとうございます!
2016年に書いたものなんですけど、自分では全く忘れていました。ぴえー。へええーそんなことあったんだー。ってかんじ。
わたしは「言ったことしか存在しない」派なんですけどね。 (察しても気がつかないふりしてスルー!)みなさんはどうでしょうか?
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占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!